opt-streaming-stores、Qopt-streaming-stores

最適化のためのストリーミング・ストアの生成を有効にします。

IDE オプション

なし

アーキテクチャー

IA-32 アーキテクチャー、インテル(R) 64 アーキテクチャー

構文

Linux* および Mac OS*: -opt-streaming-stores keyword
Windows*:  /Qopt-streaming-stores:keyword

引数

keyword ストリーミング・ストアを生成するかどうかを指定します。設定可能な値は以下のとおりです。
  always 最適化のためのストリーミング・ストアの生成を有効にします。コンパイラーは、アプリケーションがメモリーにバインドされていると仮定して最適化します。
  never 最適化のためのストリーミング・ストアの生成を無効にします。通常のストアが実行されます。
  auto コンパイラーの判断によって使用する命令を決定します。

デフォルト

-opt-streaming-stores auto または /Qopt-streaming-stores:auto コンパイラーの判断によって、ストリーミング・ストアまたは通常のストアが使用されます。

説明

このオプションは、最適化のためのストリーミング・ストアの生成を有効にします。一時的ではないバッファーを使用する命令でデータをストアし、メモリー階層の汚染を最小限に抑えます。

このオプションを有効にするには、コンパイラーは SSE2 命令 (またはそれ以上) を生成できなければなりません。詳細は、「x」コンパイラー・オプションまたは「ax」コンパイラー・オプションを参照してください。

このオプションは、ストリーミング・ストアを使用することで拡張が可能なアプリケーションで役立ちます。

代替オプション

なし

関連情報

ax、Qax コンパイラー・オプション

x、Qx コンパイラー・オプション

opt-mem-bandwidth、Qopt-mem-bandwidth コンパイラー・オプション