cxxlib

gcc によって提供された C++ ランタイム・ライブラリーとヘッダーファイルを使用してリンクするようコンパイラーに指示します。

IDE オプション

Windows: なし

Linux: [Preprocessor (プリプロセッサー)] > [gcc Compatibility Options (gcc 互換オプション)]

Mac OS: [Preprocessor (プリプロセッサー)] > [gcc Compatibility Options (gcc 互換オプション)]

アーキテクチャー

IA-32 アーキテクチャー、インテル(R) 64 アーキテクチャー、IA-64 アーキテクチャー

構文

Linux* および Mac OS*: -cxxlib[=dir]
-cxxlib-nostd

-no-cxxlib
Windows*:  なし

引数

dir gcc バイナリーとライブラリー・オプションのトップレベルの場所です。

デフォルト

C++: -cxxlib
C: -no-cxxlib
C++ では、コンパイラーは、インテルのランタイム・ライブラリーとヘッダーファイル を使用します。
C では、コンパイラーは、デフォルトのランタイム・ライブラリーとヘッダーファイル を使用し、追加の C++ ランタイム・ライブラリーとヘッダーファイルにはリンクしません。ただし、-std=gnu++98 コンパイラー・オプションを指定する場合、デフォルトは -cxxlib となります。

説明

このオプションは、gcc によって提供された C++ ランタイム・ライブラリーとヘッダーファイルを使用してリンクするようコンパイラーに指示します。

-cxxlib-nostd オプションは、コンパイラーが標準 C++ ライブラリーにリンクしないようにします。

代替オプション

-cxxlib Linux および Mac OS: -cxxlib-gcc (これは古いオプションです)
Windows: なし

関連情報

アプリケーションのビルド: 互換性保持のためのコンパイラー・オプション