インテル(R) C++ コンパイラー Windows* 版入門ガイド

資料番号: 307057-020JA

インテル(R) C++ コンパイラーは、Windows システムで C および C++ ソースファイルをコンパイルします。IA-32、インテル(R) 64、および IA-64 アーキテクチャーでサポートされています。

インテル(R) C++ コンパイラーは、コマンドウィンドウから、または Microsoft* Visual Studio* 統合開発環境内で実行できます。

インテル(R) C++ コンパイラーのデフォルトのインストール・パスは、drive:\Program Files\Intel\Compiler\C++\10.0.xxx\ です。ここで、xxx は 3 桁のビルド番号です。このドキュメントでは、デフォルトのインストール・パスを <install-dir> として表記しています。

ドキュメントの場所

コンパイラーのドキュメントは、<install-dir>Docs ディレクトリーにインストールされます。各ドキュメントの概要については、ドキュメント・インデックス (Doc_Index.htm) を参照してください。

[スタート] - [すべてのプログラム] - [Intel(R) Software Development Tools (インテル(R) ソフトウェア開発ツール)] - [Intel(R) C++ Compiler 10.0.xxx (インテル(R) C++ コンパイラー 10.0.xxx 版)] - [Documentation Index (ドキュメント・インデックス)] を選択します。

ドキュメント・インデックスを表示します。

コマンドラインからの使用

Windows のコマンドラインからコンパイラーを起動するには、[スタート] - [すべてのプログラム] - [Intel(R) Software Development Tools (インテル(R) ソフトウェア開発ツール)] - [Intel(R) C++ Compiler 10.0.xxx (インテル(R) C++ コンパイラー 10.0.xxx 版)] - [Build Environment for <プラットフォーム名> (<プラットフォーム名> 用ビルド環境)] を選択します。

コマンドプロンプトが表示され、インテル(R) コンパイラーの環境変数が設定されます。C 言語ソースファイル (例えば、my_source_file.c) をコンパイルするには、次のコマンドを使用します。

icl my_source_file.c

コンパイルが正常に終了すると、実行可能ファイル my_source_file.exe が現在のディレクトリーに作成されます。

Visual Studio でのコンパイラーの使用

インテル(R) コンパイラーは 、次のバージョンの Microsoft Visual Studio 統合開発環境への統合をサポートしています。

Visual Studio でインテル(R) C++ コンパイラーを使用するには、Visual Studio で次の操作を行います。

  1. Visual Studio のプロジェクトを開くか、または作成します。
  2. [ソリューション エクスプローラ] ペインでプロジェクトを選択します。
  3. [プロジェクト] メニューから [Convert to use Intel(R) C++ Project System (インテル(R) C++ プロジェクトに変換)] を選択します。
  4. 通常どおりにプロジェクトをビルド、デバッグ、実行します。

システムにインストールされている Visual Studio のバージョンでインテル(R) コンパイラーを使用する方法についての詳細は、コンパイラー・ドキュメントの「アプリケーションのビルド」を参照してください。


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