Eclipse と CDT がシステムにインストールされている場合は、次のステップに従って、インテル(R) C++ コンパイラーを Eclipse で使用してください。
環境変数を設定して、コンパイラー環境を初期化します。'source' コマンドを使用して、iccvars.sh (または iccvars.csh) を実行することによりこれを行うことができます。例えば、root としてデフォルトのディレクトリーにインストールした場合、次のコマンドを実行します。
source /opt/intel/Compiler/11.0/package_id/bin/iccvars.sh <arg>
このスクリプトでは、引数にアーキテクチャーを指定します。
ia32: IA-32 アーキテクチャー専用のコンパイラーとライブラリー
intel64: インテル(R) 64 アーキテクチャー専用のコンパイラーとライブラリー
ia64: IA-64 アーキテクチャー専用のコンパイラーとライブラリー
LANG 環境変数が適切に設定されていることを確認してください。
export LANG=ja_JP
Eclipse を開始し、次のように JRE* を指定します。
<eclipse-install-dir>/eclipse/eclipse -vm <jre-install-dir>/jrockit-R26.4.0-jre1.5.0_06/bin/java -vmargs -Xmx256m
インテル(R) C++ コンパイラー製品拡張を Eclipse の構成に追加するには、Eclipse で次のステップを行います。
[Help (ヘルプ)] > [Software Updates (ソフトウェア更新)] > [Manage Configuration (構成の管理)] を選択して [Poduct Configuration (製品構成)] ページを開きます。
[Available Tasks (使用可能なタスク)] で、[Add An Extension Location (拡張ロケーションの追加)] を選択します。ディレクトリー・ブラウザーが開きます。
統合する CDT バージョンの Eclipse ディレクトリーを参照して選択します。インテルの統合は、CDT バージョン 4.0 および 5.0 で提供されています。例えば、root として、コンパイラーをデフォルトのディレクトリーにインストールした場合、CDT バージョン 4.0 と統合するには、/opt/intel/Compiler/11.0/package_id/eclipse_support/cdt4.0/eclipse を参照します。
Eclipse の再起動を求められたら、[Yes (はい)] を選択します。Eclipse が再起動したら、インテル(R) C++ コンパイラーを使用する CDT プロジェクトを作成して作業することができます。
インテル(R) デバッガー (idb) 製品拡張と idb Eclipse 製品拡張をインストールし、Eclipse 内で idb を使用する場合は、同じように idb 製品拡張サイトを Eclipse の構成に追加します。例えば、root として idb をデフォルトのディレクトリーにインストールした場合、idb の Eclipse 製品拡張は、/opt/intel/Compiler/11.0/package_id/idb/eclipse_support/cdt4.0/eclipse にあります。