サポートされているオプションのプロパティー

次の表にリストされたオプションは、対応するオプションカテゴリーでサポートされています。

C/C++ コンパイラー・オプション

オプションカテゴリー

説明

オプション名

General (全般)

著作権情報の表示

-V

デバッグ情報のインクルード

-g

最適化レベル

-O0
(Debug 構成のデフォルト)

-O1

-O2
(Debug 構成のデフォルト)

-O3

警告レベル

-w

Optimization (最適化)

フレームポインターあり

-fno-omit-frame-pointer

プリフェッチ挿入を有効にする

-opt-prefetch[=n]

単一ファイルのコンパイルで IPO を有効にする

-ip

プログラム全体の最適化

-ipo

組み込み関数のインライン展開を無効にする

-nolib-inline

インライン関数の展開

-inline-level

プロファイルに基づく最適化 (PGO)

-prof-gen

-prof-gen:srcpos

-prof-use

プロファイル・ディレクトリー

-prof-dir

インテル(R) プロセッサー用の最適化

-mtune

ループアンロール回数

-unroll

並列化

-parallel

自動並列化のしきい値

-par-threshold

Precompiled (プリコンパイル済み)

プリコンパイル済みヘッダーの自動処理

-pch

プリコンパイル済みヘッダーファイルのディレクトリー

-pch-dir

Preprocessor (プリプロセッサー)

gcc* 互換オプション

-cxxlib

-fabi-version

-gcc-version

gcc 事前定義マクロを有効にする

-no-gcc

-gcc-sys

標準でない gcc インストール

-gcc-name

追加のインクルード・ディレクトリー

-I

標準インクルード・パスの無視

-X

プリプロセッサーの定義

-D

指定したプリプロセッサー定義の無効化

-U

定義済みプリプロセッサー定義の無効化

-A-

Language (言語)

最適化における ANSI エイリアシング規則の使用

-ansi-alias

ANSI 準拠

-ansi

-strict-ansi

-std

restrict キーワードの認識

-restrict

ソースでのマルチバイト文字のサポート

-multibyte-chars

OpenMP* 宣言子の処理

-openmp

-openmp-stubs

Compilation Diagnostics
(コンパイル診断)

警告をエラーとして扱う

-Werror

使用方法に関するメッセージの表示

-Wcheck

スタイル・ガイドライン違反の警告を有効にする

-Weffc++

エラーの最大数を設定する

-diag-error-limit

最適化診断

-opt-report

最適化診断をファイルに出力する

-opt-report-file

最適化診断フェーズ

-opt-report-phase

最適化診断ルーチン

-opt-report-routine

OpenMP レポート

-openmp-report

自動パラレライザー

-par-report

ベクトライザー診断レポート

-vec-report

特定の診断を無効にする

-diag-disable

診断をファイルに出力する

-diag-file=filespec

スタティック解析のレベル

-diag-enable sv[n]

インクルード・ファイルの解析

-diag-enable sv-include

Data (データ)

引数のエイリアス化を有効にする

-fargument-alias

定数の制限付きセマンティクスを仮定する

-alias-const

プログラムでエイリアシングを仮定しない

-fno-alias

共通データ変数の GP-relative アドレス指定を許可する

-fno-common

Enumerated 型で必要なバイトの割り当て

-fshort-enums

デフォルトの bitfield 型を unsigned に変更

-funsigned-bitfields

デフォルトの char 型を unsigned に変更

-funsigned-char

ゼロで初期化された変数を BSS に配置しない - .data を使用

-no-bss-init

デフォルトのシンボル可視属性

-fvisibility

構造体メンバーのアライメント

-Zp

Floating Point (浮動小数点)

浮動小数点演算の一貫性の向上

-mp

浮動小数点結果の丸め

-fp-port

Complex 範囲の制限

-complex-limited-range

浮動小数点スタックのチェック

-fp-stack-check

信頼性のある浮動小数点例外モデル

-fp-model except

浮動小数点のスペキュレーション

-fp-speculation=safe

浮動小数点モデル

-fp-model

デノーマル結果のフラッシュ

-ftz

Output files (出力ファイル)

アセンブラー・ソース・ファイルの生成

-S

Code Generation
(コード生成)

位置に依存しないコードの生成

-fpic

ローカル変数を非数 (NaN) に初期化する

-ftrapuv

指定された命令セットの専用及び汎用コード生成

-ax

指定された命令セットの専用コード生成

-x

Runtime (ランタイム)

トレースバック情報の生成

-traceback

初期化されていない変数のチェック

-check-uninit

リンカーオプション

オプションカテゴリー

説明

オプション名

Libraries (ライブラリー)

スタティック・ライブラリーとリンク

-static

ダイナミック・ライブラリーとリンク

-shared-intel

C++ ライブラリーを使用しない

-no-cxxlib

システム・ライブラリーを使用しない

-nodefaultlibs

その他のライブラリー

-l

ライブラリーのディレクトリーを検索

-L

Optimization (最適化)

リンク時の IPO フェーズを無効にする

-no-ipo