アプリケーションには、C と Fortran の両方のソースファイルを含めることができます。Fortran で記述されたメインプログラム (myprog.for) から C で記述されたルーチン (cfunc.c) を呼び出す場合、次のコマンド行を使用してアプリケーションをビルドします。
Linux* OS および Mac OS* X:
icc -c cfunc.c
ifort -o myprog myprog.for cfunc.o
Windows* OS:
icl /c cfunc.c
ifort myprog.for cfunc.obj /link /out:myprog.exe
icc または icl コマンド (インテル(R) C++ 用)、あるいは cl コマンド (Microsoft* Visual C++* 用) は、cfunc.c をコンパイルします。-c オプションまたは /c オプションは、リンカーを呼び出さないように指示します。このコマンドは cfunc.o (Linux および Mac OS X) または cfunc.obj (Windows) を作成します。
ifort コマンドは myprog.for をコンパイルし、作成されるオブジェクト・ファイルに cfunc.o (Linux および Mac OS X) または cfunc.obj (Windows) をリンクして実行ファイルを作成します。
さらに、Linux および Mac OS X では、次のオプションがあります。
gcc により提供される C++ ランタイム・ライブラリーを使ってリンクするようコンパイラーに指示するには、-cxxlib コンパイラー・オプションを使用します。デフォルトでは、C++ ライブラリーは Fortran アプリケーションとリンクされていません。
icc -c cmain.c
ifort -nofor_main cmain.o fsub.f90