インテル® コンパイラーがインストールされていないシステムにアプリケーションを配置する際、アプリケーションがリンクされている特定のインテルのライブラリーを再配布する必要があります。再配布は次のいずれかの方法で行えます。
アプリケーションを静的にリンクする。
静的にリンクされたライブラリーでビルドされたアプリケーションについては、アプリケーションの実行ファイルとともにランタイム・ライブラリーを配布する必要がなくなります。アプリケーションをスタティック・ライブラリーにリンクすることで、インテル® Fortran または C/C++ ダイナミック共有ライブラリーに依存しなくなります。
アプリケーションを動的にリンクする。
アプリケーションを動的にリンク (または共有) されたコンパイラー・ライブラリーでビルドしなければならない場合は、次の点を考慮する必要があります。
再配布可能な共有またはダイナミック・ライブラリーでアプリケーションをビルドしなければなりません。
再配布可能ファイルがインストールされるディレクトリーや OS が再配布可能ファイルを認識する方法に注意する必要があります。
アプリケーションで必要な共有またはダイナミック・ライブラリーを特定する必要があります。
ここで紹介する情報は参考程度のものです。ライブラリーの再配布についての詳細は、インテル® ソフトウェア・ネットワーク・ナレッジ・ベース (http://software.intel.com/en-us/articles/tools) の次の記事を参照してください。
Linux* 用アプリケーションのバイナリービルドの再配布 (http://software.intel.com/en-us/articles/redistribution-of-application-binaries-built-for-linux/)
再配布可能なライブラリーのインストール・パッケージは以下で入手できます。
インテル® C++/Fortran Composer XE Linux* 版の再配布可能ライブラリー (http://software.intel.com/en-us/articles/redistributable-libraries-for-the-intel-c-and-fortran-composer-xe-for-linux/)
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