コンパイラーは、プログラムが Fortran 標準の別名規則に準拠していると仮定します。
IA-32、インテル® 64 アーキテクチャー
Linux* および Mac OS* X: | -ansi-alias -no-ansi-alias |
Windows: | Qansi-alias Qansi-alias- |
なし
-ansi-alias |
プログラムが Fortran 標準の別名規則に準拠していると仮定します。 |
このオプションは、プログラムが Fortran 標準の別名規則に準拠していると仮定するようコンパイラーに指示します。
例えば、実数型のオブジェクトは、整数型としてアクセスできません。データ型およびデータ型定数の規則についての詳細は、「Language Reference」(英語) の「Data Types, Constants, and Variables」を参照してください。
このオプションは、次の点を前提にしてコンパイラーに指示します。
配列は、配列の外部からアクセスされません。
ポインターを非ポインター型にキャストしません。また、その逆もしません。
2 つの異なるスカラー型のオブジェクトへの参照にはエイリアスを設定できません。例えば、整数型のオブジェクトは実数型のオブジェクトと、または実数型のオブジェクトは倍精度型のオブジェクトとエイリアスの設定はできません。
プログラムがこれらの規則に準拠している場合、このオプションを指定することで、コンパイラーはさらに強力な最適化を実行します。これらの規則に準拠していない場合、コンパイラーが誤ったコードを生成する可能性があるため、-no-ansi-alias (Linux* および Mac OS* X) または /Qansi-alias- (Windows*) を使用してこのオプションを無効にする必要があります。
なし
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