データ書式の指定方法

書式なしデータに対して非ネイティブ数値形式を指定する方法はいくつかあります。

上記のいずれの方法も指定されていない場合、ネイティブ・リトル・エンディアン形式が使用されます (ディスクとメモリーの間で変換は行われません)。

「サポートされるネイティブ数値形式と非ネイティブ数値形式」に示したキーワードは、リトル・エンディアンおよびビッグ・エンディアンのみをサポートする環境変数 F_UFMTENDIAN を使用する方法を除き、すべて上記の方法とともに使用できます。

複数の方法を指定する場合、書式なしデータを含むファイルを開くと、次の優先順位が適用されます。

  1. 特定のユニット番号に対応する環境変数 (FORT_CONVERTn) をチェックします。これは、特定のユニットで開かれたすべてのファイルで適用されます。

  2. 特定のファイル名拡張子に対応する環境変数 (FORT_CONVERT.ext は、FORT_CONVERT_ext の前にチェックされます) をチェックします。これは、指定したファイル拡張子を持つすべてのファイルで適用されます。

  3. 特定のユニット番号 (またはすべてのユニット) に対応する環境変数 (F_UFMTENDIAN) をチェックします。

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    この環境変数は、アプリケーションが実行を開始してからチェックされます。

  4. OPEN 文の CONVERT 指示子をチェックします。

  5. プログラムのコンパイル時に CONVERT=keyword 指示子を含む OPTIONS 文が指定されていたかどうかをチェックします。

  6. プログラムのコンパイル時に、コンパイルオプション-convert keyword (Linux* および Mac OS* X) または /convert:keyword (Windows*) が指定されていたかどうかをチェックします。


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