すべての OS:
コマンドラインから: コマンドプロンプトで SET コマンドを使用して、環境変数を設定できます。
プログラム内から: プログラム内からランタイム環境変数を設定するには、SETENVQQ ルーチンを呼び出します。次に例を示します。
USE IFPORT LOGICAL(4) success success = SETENVQQ("PATH=c:\mydir\tmp") success = & SETENVQQ("LIB=c:\mylib\bessel.lib;c:\math\difq.lib")
オペレーティング・システムによっては、別の方法で環境変数を設定することもできます。
Linux* OS および Mac OS* X:
C シェルで環境変数を設定するには、setenv コマンドを使用します。
setenv FORT9 /usr/users/smith/test.dat
C シェルで環境変数を無効にするには、unsetenv コマンドを使用します。
unsetenv FORT9
Bourne シェル (sh)、Korn シェル (ksh)、および bash シェルで環境変数を設定するには、export コマンドと割り当てコマンドを使用します。
export FORT9 FORT9=/usr/users/smith/test.dat
Bourne シェル、Korn シェル、または bash シェルで環境変数を無効にするには、unset コマンドを使用します。
unset FORT9
Windows* OS:
ユーザーは要件に応じて、パス、ライブラリー、およびインクルード・ディレクトリーを指定する環境変数を IDE で定義することができます (メニューバーから [Tools (ツール)] > [Options... (オプション)] を選択します)。
コマンドラインで devenv/useenv を指定した場合、IDE はコマンドラインで定義された PATH、INCLUDE、および LIB 環境変数を使用してビルドを実行します。また、[Tools (ツール)] > [Options... (オプション)] で定義した値の代わりに、これらの値が使用されます。
devenv コマンドに関する詳細は、Microsoft* Visual Studio* のマニュアルから devenv の説明を参照してください。
一部のシステム環境変数は、インテル® Fortran コンパイラーのインストール時に変更されることがあります。インストール時に変更される環境変数は、ユーザーが選択するインストールの種類によって異なります (詳細は、install.htm ファイルを参照してください)。
これらの環境変数の設定を表示または変更するには、次の操作を行います。
Windows* XP、Windows* 2000、または Windows* NT 4 システムの場合:
Administrators グループに所属しているアカウントでログインします。
[コントロール パネル] を開きます。
[システム] をクリックします。
Windows* XP システムの場合、[詳細設定] タブをクリックして、[環境変数] ボタンをクリックします。Windows* 2000 システムの場合、[詳細] タブをクリックして、[環境変数] ボタンをクリックします。Windows* NT 4 システムの場合、[環境] タブをクリックします。
環境変数の値を表示し、値を変更します。
環境変数の変更内容を直ちに有効にするには、[適用] をクリックします (Windows* NT 4 システムのみ)。
[OK] をクリックします。
システム環境変数を変更すると、コマンドラインでのビルド (IDE を使用しないで行うビルド) に影響がありますが、IDE を使用して行うビルドには影響がありません。IDE でのビルドは、IDE の [ツール] > [オプション] で設定された環境変数で管理されます。ただし、例外として、コマンドラインから /useenv オプションを指定して IDE でビルド (devenv) を行う場合には影響があります。この場合、IDE は、コマンドライン用に定義された環境変数 PATH、INCLUDE、および LIB を使用します。
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