スタックではなく、レジスターで引数を渡すことで、ルーチンへの呼び出しを最適化するかどうかを指定します。
IA-32 アーキテクチャー
Linux* および Mac OS* X: | -opt-args-in-reg[=keyword] |
Windows: | /Qopt-args-in-reg[:keyword] |
keyword |
最適化を行うか、また行う場合はどのような条件で行うかを指定します。設定可能な値は以下のとおりです。
|
-opt-args-in-regs=seen または /Qopt-args-in-regs:seen |
同じコンパイル単位から定義を見ることができるルーチンには、引数がレジスターで渡されます。 |
このオプションは、スタックではなく、レジスターで引数を渡すことで、ルーチンへの呼び出しを最適化するかどうかを指定します。 また、最適化を行う条件も示します。
このオプションは、引数をメモリーで渡し、プロシージャー間の最適化 (IPO) を行わずにコンパイルする必要のあるアプリケーション・バイナリー・インターフェイス (ABI) のパフォーマンスを向上できます。
Linux システムで all が指定された場合、同じオプションでコンパイルされていない '定義が見えない' ルーチンを呼び出す際、若干のオーバーヘッドが生じることがあります。 これは、呼び出し先が期待するスタックに引数が配置されるように、'サンク' によって呼び出しを行わなければならないためです。
なし
© 1996-2011 Intel Corporation. 無断での引用、転載を禁じます。