Fortran ランタイムシステムは、初期化の時点で SetConsoleCtrlHandler Windows* API ルーチンにより、デフォルトのコンソール・イベント・ハンドラーを確立します。デフォルトのハンドラーは、次のイベントタイプに応答します。
CTRL_C_EVENT
CTRL_BREAK_EVENT
CTRL_CLOSE_EVENT
これらのイベントタイプは、該当する診断メッセージを表示してプログラムを正常に終了します。
CTRL_LOGOFF_EVENT や CTRL_SHUTDOWN_EVENT などのその他のコンソールイベントは、デフォルトのハンドラーでは処理されません。これらのイベントについてはハンドラーに通知が送られますが、オペレーティング・システムには FALSE が返されます。これにより、ユーザーがログオフしても、Windows* サービスとしてアクティブになっているインテル® Visual Fortran アプリケーションは実行を続けることができます。
「コンソール・イベント・ハンドラー」も参照してください。
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