diag-enable sc-include、Qdiag-enable:sc-include

診断メッセージを発行する際、インクルード・ファイルおよびソースファイルを解析するように指示します。

IDE オプション

Windows: [Diagnostics (診断)] > [Analyze Included Files (インクルード・ファイルの解析)]

Linux: なし

Mac OS X: [Diagnostics (診断)] > [Analyze Included Files (インクルード・ファイルの解析)]

アーキテクチャー

IA-32 アーキテクチャーおよびインテル® 64 アーキテクチャー

構文

Linux:

-diag-enable sc-include

Mac OS X:

なし

Windows:

/Qdiag-enable:sc-include

引数

なし

デフォルト

オフ

デフォルトでは、コンパイラーは特定の診断メッセージを発行します。スタティック・セキュリティー解析が有効な場合、デフォルトでは、インクルード・ファイルは解析されません。

説明

このオプションは、診断メッセージを発行する際、スタティック・セキュリティー解析で、インクルード・ファイルとソースファイルを解析するように指示します。通常、スタティック・セキュリティー解析の診断が有効な場合、ソースファイルのみが解析されます。

このオプションを使用するには、-diag-enable sc (Linux*) または /Qdiag-enable:sc (Windows*) も指定してスタティック・セキュリティー解析診断を有効にする必要があります。

代替オプション

Linux* および Mac OS* X: -diag-enable sv-include (これは古いオプションです)

Windows*: /Qdiag-enable:sv-include (これは古いオプションです)

次の例は、インクルード・ファイルおよびソースファイルを解析する方法を示します。

-diag-enable sc -diag-enable sc-include    ! Linux システム
/Qdiag-enable:sc /Qdiag-enable:sc-include  ! Windows* システム

上記の例では、最初のコンパイラー・オプションによりスタティック・セキュリティー解析のメッセージが有効になります。そして、2 番目のコンパイラー・オプションにより、ソースファイルによって参照されるインクルード・ファイルも解析されるようになります。

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