opt-matmul、Qopt-matmul

コンパイラーで生成される行列乗算 (matmul) ライブラリー呼び出しを有効または無効にします。

IDE オプション

Windows: [Optimization (最適化)] > [Enable Matrix Multiply Library Call (行列乗算ライブラリー呼び出しを有効にする)]

Linux: なし

Mac OS X: なし

アーキテクチャー

IA-32 アーキテクチャーおよびインテル® 64 アーキテクチャー

構文

Linux:

-opt-matmul

-no-opt-matmul

Mac OS X:

なし

Windows:

/Qopt-matmul

/Qopt-matmul-

引数

なし

デフォルト

-no-opt-matmul
または /Qopt-matmul-

matmul ライブラリー呼び出しの最適化は、このオプションが有効かまたは特定のコンパイラー・オプション (下記を参照) が指定されない限り行われません。

説明

このオプションは、コンパイラーで生成される行列乗算 (MATMUL) ライブラリー呼び出しを有効または無効にします。

-opt-matmul/Qopt-matmul は、行列乗算のループの入れ子 (該当する場合) を特定し、matmul ライブラリー呼び出しに置換して、パフォーマンスを向上します。実行ファイルは、互換マイクロプロセッサーよりもインテル製マイクロプロセッサーにおいてより優れたパフォーマンスが得られる可能性があります。

このオプションは、O3-parallel (Linux* OS) または /Qparallel (Windows*) が指定された場合は、デフォルトで有効です。この最適化を無効にするには、-no-opt-matmul または/Qopt-matmul- を指定します。

このオプションは、O2 オプション以上が指定されない限り、効果はありません。

Note icon

MATMUL ライブラリーの多くのルーチンは、互換マイクロプロセッサーよりもインテル製マイクロプロセッサーでより高度に最適化されます。

代替オプション

なし

関連情報


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