インテル® C++ コンパイラー XE 13.1 ユーザー・リファレンス・ガイド
データオプション
親トピック:
コンパイラー・オプションのカテゴリーと説明
align
変数および配列を自然にアライメントするかどうかを指定します。
auto-ilp32、Qauto-ilp32
32 ビット・ポインターに安全に変換できる 64 ビット・ポインターがあるかどうか、および 32 ビットの long に安全に変換できる 64 ビットの long (Linux*) があるかどうか、プログラムを解析するようにコンパイラーに指示します。
auto-p32
32 ビット・ポインターに安全に変換できる 64 ビット・ポインターがあるかどうか、プログラムを解析するようにコンパイラーに指示します。
check-pointers、Qcheck-pointers
コンパイラーがポインターによるメモリーアクセスの範囲をチェックするかどうかを指定します。
check-pointers-dangling、Qcheck-pointers-dangling
コンパイラーがダングリング・ポインターの参照をチェックするかどうかを指定します。
check-pointers-undimensioned、Qcheck-pointers-undimensioned
コンパイラーが次元なしで宣言された配列によるメモリーアクセスの範囲をチェックするかどうかを指定します。
falign-functions、Qfnalign
関数を最適なバイト境界にアライメントするようにコンパイラーに指示します。
falign-stack
ルーチンへの入口で使用するスタック・アライメントをコンパイラーに指示します。
fcommon
共通シンボルをグローバル定義として扱うかどうかを指定します。
fextend-arguments、Qextend-arguments
プロトタイプ宣言されていない関数と vararg 関数の呼び出しにおいてスカラー整数引数の拡張方法を制御します。
fimf-absolute-error、Qimf-absolute-error
算術ライブラリー関数の結果における絶対誤差の最大限許容値を定義します。
fimf-accuracy-bits、Qimf-accuracy-bits
除算や平方根を含む算術ライブラリー関数の結果における相対誤差を定義します。
fimf-arch-consistency、Qimf-arch-consistency
算術ライブラリー関数が同じアーキテクチャーの異なるマイクロアーキテクチャーの実装において一貫した結果を生成するようにします。
fimf-domain-exclusion、Qimf-domain-exclusion
算術関数が正しい結果を提供しなければならない入力引数のドメインを指定します。
fimf-max-error、Qimf-max-error
除算や平方根を含む算術ライブラリー関数の結果における相対誤差の最大限許容値を定義します。
fimf-precision、Qimf-precision
コンパイラーにより選択される算術ライブラリー関数の正確性 (精度) を指定します。
fkeep-static-consts、Qkeep-static-consts
ソースで参照されない変数の割り当てを保持するようにコンパイラーに指示します。
fmath-errno
プログラムが標準算術ライブラリー関数の呼び出しの後に errno をテストしていると仮定するようにコンパイラーに指示します。
fminshared
コンパイル単位をメインプログラムのコンポーネントとして処理し、共有可能なオブジェクトの一部としてリンクしないように指定します。
fmudflap
バッファー・オーバーフローおよびヒープの不正使用を防ぐために、危険なポインター演算をインストルメントします。
fpack-struct
構造体メンバーを一緒にパックするかどうかを指定します。
fpascal-strings
Pascal スタイルの文字列を許可するようにコンパイラーに指示します。
fpic
位置に依存しないコードを生成するかどうかを指定します。
fpie
位置に依存しないコードを生成するようにコンパイラーに指示します。生成されたコードは実行ファイルにのみリンクできます。
freg-struct-return
(可能な場合) レジスターの struct 値と union 値を返すようにコンパイラーに指示します。
fstack-protector-all
関数を含むスタック・オーバーフロー・セキュリティー・チェックを有効/無効にします。
fstack-security-check、GS
バッファー・オーバーランを検出するコードを生成するかどうかを指定します。
fvisibility
グローバルシンボルのデフォルトの可視属性またはファイル内のシンボルの可視属性を指定します。
fvisibility-inlines-hidden
インラインメンバー関数 (クラスの宣言で定義される) が hidden として指定されます。
fzero-initialized-in-bss、Qzero-initialized-in-bss
明示的にゼロで初期化された変数を DATA セクションに配置するように指定します。
GA
特定のスレッド・ローカル・ストレージ (TLS) 変数への高速アクセスを有効にします。
Gs
スタック・チェック・ルーチンの呼び出しのしきい値を制御します。
GT
ファイバー保護のデータのスレッド・ローカル・ストレージを有効にします。
homeparams
レジスターで渡されたパラメーターをスタックに書き込むようにコンパイラーに指示します。
malign-double
IA-32 アーキテクチャー・ベースのシステムでより良いパフォーマンスが得られるように、double、long double、および long long 型のアライメントを行います。
malign-mac68k
2 バイト境界上に構造体フィールドをアライメントします (m68k 互換)。
malign-natural
自然なサイズの境界上に大きな型をアライメントします (ABI よりも優先されます)。
malign-power
ABI で指定されたアライメント規則に従ってアライメントします。
mcmodel
特定のメモリーモデルでコード生成とデータ格納を行うようにコンパイラーに指示します。
mdynamic-no-pic
位置に依存しない外部参照を含む、位置に依存するコードを生成します。
mregparm
整数の引数を渡すのに使用するレジスターの数を制御します。
no-bss-init、Qnobss-init
初期化されていない変数と明示的にゼロで初期化された変数を DATA セクションに配置するようにコンパイラーに指示します。
noBool
bool キーワードを無効にします。
pie
サポートするプロセッサー上で位置に依存しない実行ファイルを生成します。
Qsfalign
関数のスタック・アライメントを指定します。