オプション値と関連付けできるマクロ名を定義します。
IDE オプション
Windows*:
[Preprocessor (プリプロセッサー)] > [Preprocessor Definitions (プリプロセッサーの定義)]
Linux*:
[Preprocessor (プリプロセッサー)] > [Preprocessor Definitions (プリプロセッサーの定義)]
OS X*:
[Preprocessor (プリプロセッサー)] > [Preprocessor Definitions (プリプロセッサーの定義)]
構文
Linux* および OS X*: | -Dname[=value] |
引数
name |
マクロの名前。
|
value |
二重引用符で区切られたオプションの整数またはオプションの文字列。例えば、Dname=string。
|
デフォルト
オフ |
デフォルトのシンボルまたはマクロのみが定義されます。
|
説明
オプション値と関連付けできるマクロ名を定義します。このオプションは、#define プリプロセッサー宣言子と同等です。
value が指定されていない場合、name は "1" として定義されます。
noD を指定する場合、すべてのプリプロセッサー定義を fpp にのみ適用し、インテル® Fortran の条件付きコンパイル宣言子には適用しません。このオプションを使用するには、fpp オプションも指定する必要があります。
警告
Linux* および OS X* システムでは、value を指定しない場合、-DD オプションと競合するため、name に D を使用しないでください。
例
SIZE
という名前で値が 100 のマクロを定義するには、次のコマンドを入力します。
Windows* システム:
icl /DSIZE=100 prog1.cpp
Linux* および OS X* システム:
icpc -DSIZE=100 prog1.cpp
マクロは定義されていても、値が割り当てられていない場合、コンパイラーはマクロの値にデフォルトの 1 を設定します。