インテル® C++ コンパイラー XE 13.1 ユーザー・リファレンス・ガイド
int __cilkrts_set_param(const char* name, const char* value);
この関数は、インテル® Cilk™ Plus ランタイムシステムのパラメーターを制御します。名前と値を示す 2 つの文字列パラメーターをペアで指定します。name 引数は次のように認識されます。
nworkers: value 引数は、使用するワーカースレッドの数を 10 進数で指定します。16 進数または 8 進数で指定する場合は、それぞれプリフィックスとして 0x または 0 を付けます。 この関数が呼び出されなかった場合、ワーカーの数は CILK_NWORKERS 環境変数から取得されます (存在する場合)。 そうでない場合、ワーカーの数はデフォルトで利用可能なプロセッサー・コアの数になります。この関数は、cilk_spawn または cilk_for を含む最初の関数が呼び出される前のみ有効です。
呼び出しが成功した場合はゼロを、失敗した場合は非ゼロ値を返します。失敗の原因は、認識できない引数、不正な値、不正な場所での呼び出しなど、さまざまな条件によります。
__cilkrts_set_param の使用例は、「ワーカー数の設定」を参照してください。
Windows* のみ: __cilkrts_set_param_w() は、Windows 開発者向けにワイド文字のインターフェイスを提供します。パラメーターは __cilkrts_set_param() と同じです。