最も近い整数値へ切り上げます。float64 引数を使用するベクトル用の ceil(x) 関数です。この組込み関数は、インテル® メニー・インテグレーテッド・コア (インテル® MIC) アーキテクチャーにのみ適用されます。
構文
マスクなし extern _m512d __cdecl _mm512_ceil_pd(_m512d v1); |
マスク付き
extern _m512d __cdecl _mm512_mask_ceil_pd(_m512d v1_old, __mmask8 k1, _m512d v1); |
パラメーター
v1 |
float64 値のベクトル
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v1_old
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デスティネーション・ベクトルの古い値を保持するソースベクトル。0 マスクビットで v1_old の対応する要素を取得します。
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k1
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書き込みマスク。k1 マスクの対応するビットが '1' にセットされているソースベクトルの要素のみ計算され、結果に格納されます。k1 の対応するビットが 0 にセットされている結果ベクトルの要素は、ベクトル v1_old の要素からコピーされます。
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説明
ベクトル v1 の要素を最も近い整数値へ切り上げます。
マスク付きには 2 つの追加の引数 (v1_old と k1) があります。
ベクトルマスク k1 の対応するビットがクリアされている v1 の要素は計算に使用されません。
代わりに、v1_old から結果ベクトルに対応する要素がコピーされます。
戻り値
操作の結果。
注
SVML ライブラリーの多くのルーチンは、互換マイクロプロセッサーよりもインテル製マイクロプロセッサーでより高度に最適化されます。