インテル® C++ コンパイラー XE 13.1 ユーザー・リファレンス・ガイド
Windows* システム: コンパイル時に /Zi、 /Zd、または/Z7 を指定し、リンク時に /DEBUG を指定して、実行ファイルとデバッグ情報を含む .pdb ファイルを生成します。
Linux* システム: コンパイル時に -g を指定します。
OS X* システム: Xcode* に含まれている dsymutil ユーティリティーを使用して、オブジェクト・ファイルの DWARF デバッグ情報を実行ファイルにリンクすることができます。 デバッグ情報を実行ファイルにリンクすることで、特にデバッグ目的でオブジェクト・ファイルを保持する必要がなくなります。
このユーティリティーは、以下の場合に自動的に実行されます。
インテル® コンパイラーを使用してコマンドラインでソースを直接コンパイルした場合。次に例を示します。
icc -g myprogram.c
Xcode* を使用してコンパイルした場合。
メイクファイルを使用して .o ファイルを生成した後にプログラムとリンクする場合など、その他のケースでは dsymutil を明示的に実行する必要があります。
OpenMP* で生成されたアプリケーションのデバッグに IDB を使用すると、dsymutil を実行した後に問題が発生することがあります。 その場合は、dsymutil を使用しないように、 コマンドラインから削除するか、Xcode* で無効にします。