インテル® C++ コンパイラー XE 13.1 ユーザー・リファレンス・ガイド
コンパイラーは、ソースファイル中のファイルスコープ関数とデータ・オブジェクトにオフロード属性 "target(mic)" のフラグを付けます。
このオプションを指定すると、コンパイラーは、ソースファイル中のファイルスコープ関数とデータ・オブジェクトにオフロード属性 target(mic) のフラグを付けます。
このオプションは、offload_attribute target(mic) プラグマを使用して、ファイルスコープ内のすべての関数とデータ・オブジェクトに target(mic) 属性を付けるのと似ています。
個々の宣言にある declspec/attribute はすべての offload_attribute プラグマよりも優先され、declspec、属性、プラグマはすべてこのオプションよりも優先されます。
次のソースファイルについて考えてみます。
subr.c
======
void subr()
{
}
main.c
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int main()
{
#pragma offload target(mic)
subr();
}
次のようにコンパイルすると、subr のインスタンスがホスト (CPU) とターゲットバイナリーに配置されます。
icc -c -offload-attribute-target=mic subr.c
icc subr.o main.c