インテル® C++ コンパイラー XE 13.1 ユーザー・リファレンス・ガイド
ロード操作用のインテル® ストリーミング SIMD 拡張命令 (インテル® SSE) の組込み関数のプロトタイプは、ヘッダーファイル xmmintrin.h 内にあります。
各組込み関数演算の結果はレジスターに配置されます。ここでは、このレジスターを組込み関数ごとに R0 から R3 までを使用して示します。R0、R1、R2、および R3 はそれぞれ、結果レジスターの 4 つの 32 ビット部分を表します。
組込み関数名 |
演算子 |
対応するインテル® SSE 命令
|
---|---|---|
_mm_loadh_pi |
上位の値のロード |
MOVHPS reg, mem |
_mm_loadl_pi |
下位の値のロード |
MOVLPS reg, mem |
_mm_load_ss |
最下位の値をロードして、上位 3 つの値をクリアする |
MOVSS |
_mm_load1_ps |
1 つの値を 4 ワードすべてにロードする |
MOVSS + Shuffling |
_mm_load_ps |
4 つの値をロードする (アドレスのアライメントが合っていなければなりません) |
MOVAPS |
_mm_loadu_ps |
4 つの値をロードする (アドレスのアライメントが合っている必要はありません) |
MOVUPS |
_mm_loadr_ps |
4 つの値を逆順でロードする |
MOVAPS + Shuffling |