インテル® C++ コンパイラー XE 13.1 ユーザー・リファレンス・ガイド

cxxlib

gcc によって提供された C++ ランタイム・ライブラリーとヘッダーファイルを使用してリンクするかどうかをコンパイラーに指定します。

IDE オプション

Windows*: なし

Linux*: [Preprocessor (プリプロセッサー)] > [gcc Compatibility Options (gcc 互換オプション)]

OS X*: [Preprocessor (プリプロセッサー)] > [gcc Compatibility Options (gcc 互換オプション)]

アーキテクチャー

すべて

構文

Linux* および OS X*:

-cxxlib[=dir]

-cxxlib-nostd

-no-cxxlib

Windows*:

なし

引数

dir

gcc バイナリーとライブラリー・オプションのトップレベルの場所です。

デフォルト

C++: -cxxlib
C: -no-cxxlib

C++ では、コンパイラーは、インテルのランタイム・ライブラリーとヘッダーファイルを使用します。
C では、コンパイラーは、デフォルトのランタイム・ライブラリーとヘッダーファイルを使用し、追加の C++ ランタイム・ライブラリーとヘッダーファイルにはリンクしません。ただし、-std=gnu++98 コンパイラー・オプションを指定する場合、デフォルトは -cxxlib となります。

説明

このオプションは、gcc によって提供された C++ ランタイム・ライブラリーとヘッダーファイルを使用してリンクするかどうかをコンパイラーに指定します。

-cxxlib-nostd オプションは、コンパイラーが標準 C++ ライブラリーにリンクしないようにします。

代替オプション

なし


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