プリコンパイル済みヘッダーファイルの場所をコンパイラーに指示します。
IDE オプション
Windows*:
なし
Linux*:
[Precompiled Headers (プリコンパイル済みヘッダー)] > [Precompiled headers file directory (プリコンパイル済みヘッダーファイルのディレクトリー)]
OS X*:
[Precompiled Headers (プリコンパイル済みヘッダー)] > [Prefix Header (プリフィックス・ヘッダー)]
構文
Linux* および OS X*: | -pch-dir dir |
引数
dir |
プリコンパイル済みヘッダーファイルのパス。パスは存在していなければなりません。
|
デフォルト
オフ |
コンパイラーは、指示がない限り、プリコンパイル済みヘッダーファイルを作成または使用しません。
|
説明
このオプションは、プリコンパイル済みヘッダーファイルの場所をコンパイラーに指示します。プリコンパイル済みヘッダーファイルの場所と新しい PCH ファイルの配置場所を示します。
このオプションは、-pch、-pch-create、および -pch-use オプションとともに使用することができます。
PCH オプションを使用してコンパイル時間を最適化する方法については、「プリコンパイル済みヘッダーファイルの使用」を参照してください。
例
次のコマンドラインについて考えてみます。
icpc -pch -pch-dir /pch source32.cpp
次の出力を表示します。
"source32.cpp": プリコンパイル済みヘッダーファイル /pch/source32.pchi を作成しています。