インテル® C++ コンパイラー XE 13.1 ユーザー・リファレンス・ガイド

restrict、Qrestrict

restrict 指示子とともに指定し、ポインターの一義化を有効にするかどうかを指定します。

IDE オプション

Windows*: [Language (言語)] > [Recognize the Restrict Keyword (restrict キーワードの認識)]

Linux*: [Language (言語)] > [Recognize the Restrict Keyword (restrict キーワードの認識)]

OS X*: なし

アーキテクチャー

すべて

構文

Linux* および OS X*:

-restrict

-no-restrict

Windows*:

/Qrestrict

/Qrestrict-

引数

なし

デフォルト

-no-restrict または /Qrestrict-

ポインターは、restrict キーワードで限定されていません。

説明

このオプションは、restrict 指示子とともに指定し、ポインターの一義化を有効にするかどうかを指定します。-restrict (Linux* および OS X*) オプション、/Qrestrict (Windows*) オプションは、ANSI 標準規格で定義された restrict キーワードを認識します。

restrict キーワードでポインターを限定することによって、与えられたスコープ内で、ポインターによってアクセスされるオブジェクトへのアクセスを当該ポインターのみに制限できます。ほかのポインターがオブジェクトにアクセスしない場合のみ、この restrict キーワードを使用してください。このキーワードを使用しても、プログラムの正当性には影響を与えません、また、より良い最適化が可能になる場合があります。

代替オプション

なし

関連情報


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