プリプロセッサー・オプション
- A、QA
アサーションの識別子を指定します。
- A-、QA-
すべての事前定義マクロを無効にします。これは古いオプション (非推奨) です。
- B
インクルード・ファイル、ライブラリー、実行ファイルを検索するディレクトリーを指定します。
- C
前処理済みのソース出力の中にコメントを書き込みます。
- D
オプション値と関連付けできるマクロ名を定義します。
- dD、QdD
-dM オプションと同じですが、前処理済みのソースに #define 宣言子を出力します。
- dM、QdM
前処理を行った後に有効なマクロ定義を出力するようにコンパイラーに指示します。
- dN、QdN
-dD オプションと同じですが、#define 宣言子にはマクロ名のみ出力します。
- E
出力を stdout に送るようにプリプロセッサーに指示します。
- EP
#line 宣言子を省略して、出力を stdout に送るようにプリプロセッサーに指示します。
- FI
指定されたファイル名をヘッダーファイルとしてインクルードするようプリプロセッサーに指示します。
- gcc、gcc-sys
特定の GNU マクロを定義または未定義します。
- H、QH
インクルード・ファイルの順番を表示して、コンパイルを続行するようにコンパイラーに指示します。
- I
インクルード・ファイルの検索先に追加するディレクトリーを指定します。
- icc
インテル® コンパイラーの特定のマクロを定義または未定義します。
- idirafter
2 つ目のインクルード・ファイルの検索先にディレクトリーを追加します。
- imacros
翻訳単位で他のヘッダーの前にインクルードされるヘッダーの指定を許可します。
- iprefix
ヘッダーファイルを含む参照ディレクトリーのプリフィックスを示すオプションです。
- iquote
インクルード・ファイルの検索パスの前に括弧ではなく引用符で囲まれたファイルのディレクトリーを追加します。
- isystem
システムのインクルード・パスの先頭に追加するディレクトリーを指定します。
- iwithprefix
-iprefix を使用して渡されたプリフィックスにディレクトリーを追加し、インクルード・ディレクトリーの最後にあるインクルード・ファイルの検索パスに配置します。
- iwithprefixbefore
-iwithprefix と類似していますが、インクルード・ディレクトリーは -I コマンドラインのインクルード・ディレクトリーと同じ場所に配置されます。
- Kc++、TP
ソースファイルも、認識できないファイルも、すべて C++ のソースファイルとして処理するようにコンパイラーに指示します。これは古いオプション (非推奨) です。
- M、QM
ソースファイルごとに makefile の依存行を生成するようにコンパイラーに指示します。
- MD、QMD
前処理とコンパイルを行い、依存情報が含まれている出力ファイル (拡張子 .d) を生成します。
- MF、QMF
makefile の依存情報を file に生成するようにコンパイラーに指示します。
- MG、QMG
ソースファイルごとに makefile の依存行を生成するようにコンパイラーに指示します。
- MM、QMM
ソースファイルごとに makefile の依存行を生成するようにコンパイラーに指示します。
- MMD、QMMD
依存情報が含まれている出力ファイルを生成するようにコンパイラーに指示します。
- MP
各依存性に対して仮想ターゲットを追加するようにコンパイラーに指示します。
- MQ
依存性の生成に対してデフォルトのターゲット規則を変更します。
- MT、QMT
依存性の生成に対してデフォルトのターゲット規則を変更します。
- nostdinc++
C++ 標準ディレクトリー内のヘッダーファイルではなく、ほかの標準ディレクトリーを検索します。
- P
コンパイル処理を停止して、結果をファイルに書き込むようにコンパイラーに指示します。
- pragma-optimization-level
プリフィックスが指定されていない場合に、どの optimization_level プラグマの解釈を使用するかを指定します。
- u (Windows*)
事前定義済みマクロとアサーションをすべて無効にします。
- U
指定されたマクロの現在有効な定義を解除します。
- undef
すべての事前定義マクロを無効にします。
- X
インクルード・ファイルの検索パスから標準ディレクトリーを除外します。