インテル® C++ コンパイラー XE 13.1 ユーザー・リファレンス・ガイド

openmp-report、Qopenmp-report

OpenMP* パラレライザーの診断メッセージのレベルを制御します。

IDE オプション

Windows*: なし

Linux*: [Compilation Diagnostics (コンパイル診断)] > [OpenMP Report (OpenMP レポート)]

OS X*: [Diagnostics (診断)] > [OpenMP Report (OpenMP レポート)]

アーキテクチャー

すべて

構文

Linux* および OS X*:

-openmp-report[=n]

Windows*:

/Qopenmp-report[:n]

引数

n

表示する診断メッセージのレベル。設定可能な値は以下のとおりです。

0

診断メッセージを表示しません。

1

正常に並列化されたループ、領域、およびセクションを示す診断メッセージを表示します。

2

1 で表示される診断メッセージに加えて、正常に処理された MASTER 構造、SINGLE 構造、CRITICAL 構造、ORDERED 構造、ATOMIC 宣言子などを示す診断メッセージを表示します。

デフォルト

-openmp-report=1
または/Qopenmp-report:1

n を指定しない場合、コンパイラーは正常に並列化されたループ、領域、およびセクションを示す診断メッセージを表示します。 コマンドラインでオプションを指定しない場合、デフォルトではメッセージを表示しません。

説明

このオプションは、OpenMP* パラレライザーの診断メッセージのレベルを制御します。このオプションを使用するには、-openmp (Linux* および OS X*) または /Qopenmp (Windows*) も指定する必要があります。

このオプションがコマンドラインで指定された場合、診断レポートが stdout に出力されます。

代替オプション

なし

関連情報


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