インテル® C++ コンパイラー XE 13.1 ユーザー・リファレンス・ガイド

opt-report-phase、Qopt-report-phase

最適化レポートを生成するときに使用する最適化機構フェーズを指定します。

IDE オプション

Windows*: [Diagnostics (診断)] > [Optimization Diagnostic Phase (最適化診断フェーズ)]

Linux*: [Compilation Diagnostics (コンパイル診断)] > [Optimization Diagnostic Phase (最適化診断フェーズ)]

OS X*: なし

アーキテクチャー

すべて

構文

Linux* および OS X*:

-opt-report-phase=phase

Windows*:

/Qopt-report-phase:phase

引数

phase

レポートを生成するフェーズ。設定可能な値は以下の通りです。

offload

インテル® MIC アーキテクチャー用のフェーズ。-no-offload オプションを指定する場合、このフェーズは効果がありません。このフェーズは、インテル® MIC アーキテクチャーにのみ適用されます。

ipo

プロシージャー間の最適化機構フェーズ

hlo

高レベル最適化機構フェーズ

hpo

ハイパフォーマンス最適化機構フェーズ

ilo

中間言語スカラー最適化機構フェーズ

pgo

プロファイルに基づく最適化フェーズ

all

すべての最適化機構フェーズ

デフォルト

オフ

最適化レポートは生成されません。

説明

このオプションは、最適化レポートを生成するときに使用する最適化機構フェーズを指定します。

複数の最適化フェーズのレポートを作成するために同じコマンドライン上に複数回、オプションを使用できます。

最適化フェーズの論理名の 1 つが phase に指定された場合、その最適化フェーズからのすべてのレポートが生成されます。

offload フェーズは、ホストからオフロードのターゲットに送信された変数とホストがターゲットから受信した変数の入出力のレポートを出力します。

利用可能なすべてのフェーズを表示するには、-opt-report-help オプション (Linux* および OS X*) または /Qopt-report-help オプション (Windows*) を使用します。

代替オプション

なし

関連情報


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