インテル® C++ コンパイラー XE 13.1 ユーザー・リファレンス・ガイド
スタックではなく、レジスターでパラメーターを渡すことで、ルーチンへの呼び出しを最適化するかどうかを指定します。
-opt-args-in-regs=seen または /Qopt-args-in-regs:seen |
同じコンパイル単位から定義を見ることができるルーチンには、パラメーターがレジスターで渡されます。 |
このオプションは、スタックではなく、レジスターでパラメーターを渡すことで、ルーチンへの呼び出しを最適化するかどうかを指定します。 また、最適化を行う条件も示します。
このオプションは、パラメーターをメモリーで渡し、プロシージャー間の最適化 (IPO) を行わずにコンパイルする必要のあるアプリケーション・バイナリー・インターフェイス (ABI) のパフォーマンスを向上できます。
Linux* システムで all が指定された場合、同じオプションでコンパイルされていない "定義が見えない" ルーチンを呼び出す際、若干のオーバーヘッドが生じることがあります。 これは、呼び出し先が期待するスタックにパラメーターが配置されるように、"サンク" によって呼び出しを行わなければならないためです。