インテル® C++ コンパイラー XE 13.1 ユーザー・リファレンス・ガイド
論理演算用のインテル® ストリーミング SIMD 拡張命令 (インテル® SSE) の組込み関数のプロトタイプは、ヘッダーファイル xmmintrin.h 内にあります。
各組込み関数演算の結果はレジスターに配置されます。ここでは、このレジスターを組込み関数ごとに R0 から R3 までを使用して示します。R0、R1、R2、および R3 はそれぞれ、結果レジスターの 4 つの 32 ビット部分を表します。
__m128 _mm_and_ps(__m128 a, __m128 b)
a の 4 つの単精度浮動小数点値と b の 4 つの単精度浮動小数点値について、ビット単位の AND (論理積) を計算します。
__m128 _mm_andnot_ps(__m128 a, __m128 b)
a の 4 つの単精度浮動小数点値の NOT (論理否定) 演算を実行し、その結果と b の 4 つの単精度浮動小数点値について、ビット単位の AND (論理積) を計算します。
__m128 _mm_or_ps(__m128 a, __m128 b)
a の 4 つの単精度浮動小数点値と b の 4 つの単精度浮動小数点値について、ビット単位の OR (論理和) を計算します。