インテル® C++ コンパイラー XE 13.1 ユーザー・リファレンス・ガイド

auto-ilp32、Qauto-ilp32

32 ビット・ポインターに安全に変換できる 64 ビット・ポインターがあるかどうか、および 32 ビットの long に安全に変換できる 64 ビットの long (Linux*) があるかどうか、プログラムを解析するようにコンパイラーに指示します。

IDE オプション

なし

アーキテクチャー

インテル® 64 アーキテクチャー

構文

Linux* および OS X*:

-auto-ilp32

Windows*:

/Qauto-ilp32

引数

なし

デフォルト

オフ

最適化は実行されません。

説明

このオプションは、32 ビット・ポインターに安全に変換できる 64 ビット・ポインターがあるかどうか、および 32 ビットの long に安全に変換できる 64 ビットの long (Linux*) があるかどうか、プログラムを解析するようにコンパイラーに指示します。

このオプションを有効にするには、コンパイラーは -ipo (Linux* および OS X*) または /Qipo (Windows*) オプションを使用した最適化の実行、およびプログラムによるライブラリー/外部呼び出しの解析ができなければなりません。 このオプションは、-x オプションで SSE3 またはそれ以上を指定しない限り、効果はありません (Linux* および OS X*)。

このオプションでは、実行プログラムのサイズは 232 バイトまでに制限され、すべてのデータは 32 ビット以内で表現されなければなりません。32 ビットのシステムで正常に動作するプログラムは、暗黙的にこれらの条件を満たしています。プログラムがこれらの制約に違反する場合、予期しない動作が発生することがあります。

代替オプション

なし

関連情報


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