インテル® C++ コンパイラー XE 13.1 ユーザー・リファレンス・ガイド
ループのベクトル化のしきい値を設定します。
Windows*: [Optimization (最適化)] > [Threshold For Vectorization (ベクトル化のしきい値)]
Linux*: なし
OS X*: なし
n |
ループのベクトル化のしきい値となる整数。 設定可能な値は、0 から 100 です。 n が 0 の場合、ループは、計算量にかかわらず常にベクトル化されます。 n が 100 の場合、ループはコンパイラー分析データに基づいてパフォーマンス・ゲインが予測される場合のみベクトル化されます。 ループはベクトルレベルの並列実行が有効であることがほぼ確実な場合にのみベクトル化されます。 1 から 99 の値は、速度が向上する可能性の比率を表します。例えば、n =50 の場合、ベクトル形式で実行されたときにコードの速度が向上する可能性が 50 パーセントある場合のみベクトル化を行います。 |
-vec-threshold100 |
ループはベクトルレベルの並列実行が有効であることがほぼ確実な場合にのみベクトル化されます。 n を指定しない場合のデフォルトです。 |