インテル® C++ コンパイラー XE 13.1 ユーザー・リファレンス・ガイド

offload-attribute-target、Qoffload-attribute-target

コンパイラーは、ソースファイル中のファイルスコープ関数とデータ・オブジェクトにオフロード属性 "target(mic)" のフラグを付けます。

IDE オプション

なし

アーキテクチャー

インテル® MIC アーキテクチャー向けのインテル® 64 アーキテクチャー

構文

Linux*:

-offload-attribute-target=target-name

OS X*:

なし

Windows*:

なし

引数

target-name

特定のターゲット。利用可能な値は mic のみです。

デフォルト

オフ

コンパイラーは、ソースファイル中のファイルスコープ関数とデータ・オブジェクトにオフロード属性 "target(mic)" のフラグを付けません。

説明

このオプションを指定すると、コンパイラーは、ソースファイル中のファイルスコープ関数とデータ・オブジェクトにオフロード属性 target(mic) のフラグを付けます。

このオプションは、offload_attribute target(mic) プラグマを使用して、ファイルスコープ内のすべての関数とデータ・オブジェクトに target(mic) 属性を付けるのと似ています。

個々の宣言にある declspec/attribute はすべての offload_attribute プラグマよりも優先され、declspec、属性、プラグマはすべてこのオプションよりも優先されます。

代替オプション

なし

次のソースファイルについて考えてみます。

subr.c
======
void subr()
{
}

main.c
======
int main()
{
  #pragma offload target(mic)
  subr();
}

次のようにコンパイルすると、subr のインスタンスがホスト (CPU) とターゲットバイナリーに配置されます。

icc -c -offload-attribute-target=mic subr.c
icc subr.o main.c

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