インテル® C++ コンパイラー XE 13.1 ユーザー・リファレンス・ガイド
プロファイル情報が有効な場合、関数の順序設定を有効/無効にします。
このオプションは、プロファイル情報が有効な場合、関数の順序設定を有効/無効にします。
このオプションを有効にするには、次のことを行います。
インストルメンテーション・コンパイルには、-prof-gen=srcpos (Linux*) または /Qprof-gen:srcpos (Windows*) を指定します。
フィードバック・コンパイルには、-prof-use (Linux*) または /Qprof-use (Windows*) を指定します。-ipo (Linux*)、/Qipo (Windows*) オプション、または -ipo-c (Linux*)、/Qipo-c (Windows*) オプションなどのオプションで、複数ファイルの最適化を行ってはなりません。
-prof-use (Linux*)、/Qprof-use (Windows*) オプションを指定してプロファイル情報を有効にすると、-prof-func-groups (Linux*) および /Qprof-func-groups (Windows*) が設定され、関数のグループ化が有効になります。しかし、明示的に -prof-func-order (Linux*) または /Qprof-func-order (Windows*) を有効にすると、関数のグループ化の代わりに、関数の順序設定が行われます。
Linux* システムでは、このオプションは Linux* リンカー 2.15.94.0.1 またはそれ以降でのみ利用可能です。
関数のグループ化および関数の順序設定のホット性しきい値を設定するには、-prof-hotness-threshold (Linux*) または /Qprof-hotness-threshold (Windows*) オプションを指定してください。
次の例は、Windows でこのオプションを使用する方法を示します。
icl /Qprof-gen:globdata file1.c file2.c /Fe instrumented.exe
./instrumented.exe
icl /Qprof-use /Qprof-func-order file1.c file2.c /Fe feedback.exe
次の例は、Linux* でこのオプションを使用する方法を示します。
icl -prof-gen:globdata file1.c file2.c -o instrumented
./instrumented.exe
icl -prof-use -prof-func-order file1.c file2.c -o feedback