これらのインテル® ストリーミング SIMD 拡張命令 4 (インテル® SSE4) 組込み関数は、プロセッサー・ダイ上のパフォーマンスが最適化された、低レイテンシーで、低電圧の固定機能アクセラレーターを追加することにより、インテル® アーキテクチャー機能を拡張しています。これは、特定のアプリケーションに利点をもたらします。
アプリケーション・ターゲテッド・アクセラレーター組込み関数のプロトタイプは、nmmintrin.h ファイル内にあります。
* が付いている組込み関数は、インテル® 64 アーキテクチャーのみに実装されます。残りの組込み関数は、IA-32 およびインテル® 64 アーキテクチャーの両方に実装されます。
組込み関数名
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演算子
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対応するインテル® SSE4 命令
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_mm_popcnt_u32
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データ操作のセットビット数をカウントします。
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POPCNT
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_mm_popcnt_u64*
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データ操作のセットビット数をカウントします。
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POPCNT
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_mm_crc32_u8
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巡回冗長検査を累積します。
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CRC32
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_mm_crc32_u16
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巡回冗長検査を行います。
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CRC32
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_mm_crc32_u32
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巡回冗長検査を行います。
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CRC32
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_mm_crc32_u64*
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巡回冗長検査を行います。
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CRC32
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unsigned int _mm_popcnt_u32(unsigned int v);
データ操作のセットビット数をカウントします。
__int64 _mm_popcnt_u64(unsigned __int64 v)
データ操作のセットビット数をカウントします。インテル® 64 アーキテクチャーのみで使用します。
unsigned int _mm_crc32_u8 (unsigned int crc, unsigned char v);
1 番目のオペランドの最初の値から開始し、2 番目のオペランドの CRC32 値を累積して、その結果をデスティネーション・オペランドに格納します。CRC32 を r/m8 に累積します。
unsigned int _mm_crc32_u16(unsigned int crc, unsigned short v);
1 番目のオペランドの最初の値から開始し、2 番目のオペランドの CRC32 値を累積して、その結果をデスティネーション・オペランドに格納します。CRC32 を r/m16 に累積します。
unsigned int _mm_crc32_u32(unsigned int crc, unsigned int v);
1 番目のオペランドの最初の値から開始し、2 番目のオペランドの CRC32 値を累積して、その結果をデスティネーション・オペランドに格納します。CRC32 を r/m32 に累積します。
unsigned __int64 _mm_crc32_u64(unsigned __int64 crc, unsigned __int64 v);
1 番目のオペランドの最初の値から開始し、2 番目のオペランドの CRC32 値を累積して、その結果をデスティネーション・オペランドに格納します。CRC32 を r/m64 に累積します。インテル® 64 アーキテクチャーのみで使用します。