インテル® Fortran コンパイラー XE 13.1 ユーザー・リファレンス・ガイド
レジスター・アロケーターが各ルーチンを領域に分配する方法を選択します。
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Linux* および OS X*:
-opt-ra-region-strategy[=keyword]
Windows*:
/Qopt-ra-region-strategy[:keyword]
keyword
パーティショニングに使用するメソッドです。設定可能な値は以下のとおりです。
routine
各ルーチンに単一領域を作成します。
block
各ルーチンを基本ブロックごとに 1 つの領域へ分割します。
trace
各ルーチンをトレースごとに 1 つの領域へ分割します。
region
各ルーチンをループごとに 1 つの領域へ分割します。
default
パーティショニングに使用するメソッドをコンパイラーが決定します。
-opt-ra-region-strategy=default または /Qopt-ra-region-strategy:default
パーティショニングに使用するメソッドをコンパイラーが決定します。keyword なしで指定した場合のデフォルトです。
このオプションは、レジスター・アロケーターが各ルーチンを領域へ分割するために使用する方法を選択します。
設定 default が有効な場合、コンパイラーはコンパイル時のパフォーマンスと生成されるコードのパフォーマンス間のトレードオフの最適化を試みます。
このオプションは、最適化が有効な場合 (O1 以上) にのみ意味があります。
なし