インテル® Fortran コンパイラー XE 13.1 ユーザー・リファレンス・ガイド

diag-enable sc-include、Qdiag-enable:sc-include

診断メッセージを発行する際、インクルード・ファイルおよびソースファイルを解析するように指示します。

IDE オプション

Windows*: [Diagnostics (診断)] > [Analyze Included Files (インクルード・ファイルの解析)]

Linux*: なし

OS X*: [Diagnostics (診断)] > [Analyze Included Files (インクルード・ファイルの解析)]

アーキテクチャー

すべて

構文

Linux*:

-diag-enable sc-include

OS X*:

なし

Windows*:

/Qdiag-enable:sc-include

引数

なし

デフォルト

オフ

デフォルトでは、コンパイラーは特定の診断メッセージを発行します。スタティック解析が有効な場合、デフォルトでは、インクルード・ファイルは解析されません。

説明

このオプションは、診断メッセージを発行する際、スタティック解析で、インクルード・ファイルとソースファイルを解析するように指示します。通常、スタティック解析の診断が有効な場合、ソースファイルのみが解析されます。

このオプションは、次の 1 つ以上のスタティック解析診断を有効にしない限り、無視されます。

代替オプション

Linux* および OS X*: -diag-enable sv-include (これは古いオプションです)

Windows*: /Qdiag-enable:sv-include (これは古いオプションです)

次の例は、インクルード・ファイルおよびソースファイルを解析する方法を示します。

-diag-enable sc -diag-enable sc-include    ! Linux* システム
/Qdiag-enable:sc /Qdiag-enable:sc-include  ! Windows* システム

上記の例では、最初のコンパイラー・オプションによりスタティック解析のメッセージが有効になります。そして、2 番目のコンパイラー・オプションにより、ソースファイルによって参照されるインクルード・ファイルも解析されるようになります。

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