インテル® Fortran コンパイラー XE 13.1 ユーザー・リファレンス・ガイド

fma、Qfma

FMA (Fused Multiply-Add) 命令がターゲット・プロセッサーに存在する場合、FMA 命令を生成するかどうかを指定します。

IDE オプション

なし

アーキテクチャー

すべて

構文

Linux* および OS X*:

-fma

-no-fma

Windows*:

/Qfma

/Qfma-

引数

なし

デフォルト

-fma
または /Qfma

FMA (Fused Multiply-Add) 命令がターゲット・プロセッサーに存在する場合、コンパイラーは FMA 命令を生成します。

ただし、-fp-model strict (Linux* および OS X*) または /fp:strict (Windows*) を指定して、-fma または /Qfma を明示的に指定しない場合、デフォルトは -no-fma または /Qfma- です。

説明

このオプションは、FMA (Fused Multiply-Add) 命令がターゲット・プロセッサーに存在する場合、FMA 命令を生成するかどうかを指定します。 -fma (Linux* および OS X*) または /Qfma (Windows*) が指定された場合、コンパイラーは乗算/加算の組み合わせに対して FMA 命令を生成します。 -no-fma (Linux* および OS X*) または /Qfma- (Windows*) が指定された場合、コンパイラーは中間式の丸めにより乗算/加算命令を個別に生成します。

このオプションは、-x オプション (Linux* および OS X*) または /Qx オプション (Windows*)、あるいは -march オプション (Linux* および OS X*) または /arch オプション (Windows*) で CORE-AVX2 以上が設定されていなければ効果はありません。

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