OpenMP* パラレライザーの診断メッセージのレベルを制御します。
IDE オプション
Windows*:
[Diagnostics (診断)] > [OpenMP Diagnostic Level (OpenMP 診断レベル)]
Linux*:
なし
OS X*:
[Diagnostics (診断)] > [OpenMP Report (OpenMP レポート)]
構文
Linux* および OS X*: | -openmp-report[=n] |
Windows*: | /Qopenmp-report[:n] |
引数
n |
表示する診断メッセージのレベル。設定可能な値は以下のとおりです。
0 |
診断メッセージを表示しません。
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1 |
正常に並列化されたループ、領域、およびセクションを示す診断メッセージを表示します。
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2 |
1 で表示される診断メッセージに加えて、正常に処理された MASTER 構造、SINGLE 構造、CRITICAL 構造、ORDERED 構造、ATOMIC 宣言子などを示す診断メッセージを表示します。
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デフォルト
-openmp-report=1 または/Qopenmp-report:1 |
n を指定しない場合、コンパイラーは正常に並列化されたループ、領域、およびセクションを示す診断メッセージを表示します。
コマンドラインでオプションを指定しない場合、デフォルトではメッセージを表示しません。
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説明
このオプションは、OpenMP* パラレライザーの診断メッセージのレベルを制御します。このオプションを使用するには、-openmp (Linux* および OS X*) または /Qopenmp (Windows*) も指定する必要があります。
このオプションがコマンドラインで指定された場合、診断レポートが stdout に出力されます。
Windows* システムでは、このオプションが IDE で指定された場合、[Generate Build Logs (ビルドログの生成)] オプションが選択されていると、レポートはビルドログに含まれます。