インテル® Fortran コンパイラー XE 13.1 ユーザー・リファレンス・ガイド

prof-gen、Qprof-gen

プロファイルに基づく最適化 (PGO) で使用できるインストルメント済みオブジェクト・ファイルを生成します。

IDE オプション

なし

アーキテクチャー

IA-32 アーキテクチャーおよびインテル® 64 アーキテクチャー

構文

Linux* および OS X*:

-prof-gen[=keyword]

-no-prof-gen

Windows*:

/Qprof-gen[:keyword]

/Qprof-gen-

引数

keyword

インストルメント済みファイルの詳細を指定します。設定可能な値は以下のとおりです。

default

インストルメント済みオブジェクト・ファイルを生成します。これは、キーワードなしで -prof-gen (Linux*OS および OS X*) または /Qprof-gen (Windows*) を指定した場合と同じです。

srcpos

ソース位置の補足情報を含むインストルメント済みオブジェクト・ファイルを生成します。

globdata

グローバル・データ・レイアウト情報を含むインストルメント済みオブジェクト・ファイルを生成します。

デフォルト

-no-prof-gen または /Qprof-gen-

プロファイル生成は無効になります。

説明

このオプションは、プロファイルに基づく最適化 (PGO) で使用できるインストルメント済みオブジェクト・ファイルを生成します。各基本ブロックの実行カウントを取得します。

srcpos または globdata キーワードを指定すると、静的プロファイル情報ファイル (.spi) が作成されます。これらの設定は、.spi ファイルの書き込み競合のため、並列ビルドを行うのに必要な時間が増加する可能性があります。

これらのオプションは、プロファイルに基づく最適化 (PGO) の第 1 フェーズで使用され、インストルメント済み実行の準備として、インストルメント済みコードをオブジェクト・ファイル内に生成するようにコンパイラーに指示します。

プロファイルを生成するためのインストルメント済みバイナリーファイルの生成に -prof-gen (Linux* および OS X*) または /Qprof-gen (Windows*) オプションを使用すると、一部の最適化が無効になります。 これらの最適化は、生成されたプロファイルを使用する -prof-use (Linux*OS および OS X*) または /Qprof-use (Windows*) を指定した後続のプロファイルに基づくコンパイルでは、無効になりません。

代替オプション

なし


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