インテル® Fortran コンパイラー XE 13.1 ユーザー・リファレンス・ガイド

opt-subscript-in-range、Qopt-subscript-in-range

ループ内で "大きな" 整数が使用または計算されていないと仮定するかどうかを指定します。

IDE オプション

なし

アーキテクチャー

すべて

構文

Linux* および OS X*:

-opt-subscript-in-range

-no-opt-subscript-in-range

Windows*:

/Qopt-subscript-in-range

/Qopt-subscript-in-range-

引数

なし

デフォルト

-no-opt-subscript-in-range
または /Qopt-subscript-in-range-

コンパイラーは、ループ内で "大きな" 整数が使用または計算されていないと仮定します。

説明

このオプションは、ループ内で "大きな" 整数が使用または計算されていないと仮定するかどうかを指定します。

-opt-subscript-in-range (Linux* および OS X*) または /Qopt-subscript-in-range (Windows*) を指定した場合、コンパイラーはループ内で "大きな" 整数が使用または計算されていないと仮定します。"大きな" 整数とは通常 > 231 です。この機能は、より多くのループ変換を可能にします。

代替オプション

なし

これらのオプションが役立つ例を次に示します。m は integer(kind=8) (64 ビット) 型として宣言され、添字内のその他の変数はすべて integer(kind=4) (32 ビット) として宣言されています。

A[ i  + j  + ( n  + k) * m ]

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