インテル® Fortran コンパイラー 14.0 ユーザー・リファレンス・ガイド
コンパイラーが特定の動作を許可するかどうかを決定します。
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動作を許可するか、または許可しないかを指定します。設定可能な値は以下のとおりです。
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次の点に注意してください。
#define MAX_ELEMENTS 100 ! Maximum number of elements
デフォルトでは、コンパイラーは、プリプロセッサー行にある Fortran 形式の end-of-line コメントを認識します。そのため、上の行は MAX_ELEMENTS を "100" に定義し、残りの行は無視されます。allow nofpp_comments が指定されると、Fortran のコメント表記法は使用されず、コメント記号の "!" に意味はなくなります。上記の例では、"! Maximum number of elements" は、MAX_ELEMENTS 定義の値の一部として解釈されます。
allow nofpp_comments オプションは、Fortran 宣言子を定義値としたい場合に便利です。次に例を示します。
#define dline(routname) !dir$ attributes alias:"__routname":: routname