インテル® Fortran コンパイラー 14.0 ユーザー・リファレンス・ガイド

fpp

コンパイル前にソースファイルで Fortran プリプロセッサーを実行します。

構文

Linux* および OS X*:

fpp[n]

fpp[="option"]

-nofpp

Windows*:

/fpp[n]

/fpp[:"option"]

/nofpp

引数

n

古い引数 (非推奨) です。プリプロセッサーを実行するかどうかをコンパイラーに指示します。設定可能な値は以下のとおりです。

0

プリプロセッサーを実行しないようにコンパイラーに指示します。

1、2、または 3

プリプロセッサーを実行するようにコンパイラーに指示します。

option

Fortran プリプロセッサー (fpp) オプション。fpp オプションの一覧は、「Fortran プリプロセッサー・オプションの使用」を参照してください。

プリプロセッサー・オプションは、引用符で囲む必要があります。Linux* および OS X* では、プリプロセッサー・オプションはダッシュ (-) で始まります (例: "-macro=no")。Windows* では、プリプロセッサー・オプションはスラッシュ (/) で始まります (例: "/macro=no")。

デフォルト

nofpp

コンパイル前に、Fortran プリプロセッサーを実行しません。

説明

このオプションは、コンパイル前に Fortran ソースファイルで Fortran プリプロセッサーを実行します。

引数を指定しない場合、コンパイラーはプリプロセッサーを実行します。

n0 に指定すると nofpp と同じです。n は古い引数です。

代わりに、Qoption、fpp、"option" を使用して Fortran プリプロセッサーに fpp オプションを渡してください。

IDE オプション

Windows*: [Preprocessor (プリプロセッサー)] > [Preprocess Source File (プリプロセス・ソース・ファイル)]

Linux*: なし

OS X*: [Preprocessor (プリプロセッサー)] > [Preprocess Source File (プリプロセス・ソース・ファイル)]

代替オプション

Linux* および OS X*: -cpp (これは古いオプションです)

Windows*: なし

次のオプションは、前処理時のシンボルの置換 (マクロの展開とも呼ぶ) を無効にします。

-fpp="-macro=no"   !Linux* および OS X*
/fpp:"/macro=no"   !Windows*

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