インテル® Fortran コンパイラー 14.0 ユーザー・リファレンス・ガイド
ストリーミング・ロード/ストアに使用するキャッシュ退避レベルを指定します。このオプションは、インテル® MIC アーキテクチャーにのみ適用されます。
インテル® MIC アーキテクチャー向けインテル® 64 アーキテクチャーでのみ利用できます。
Linux*:
-opt-streaming-cache-evict[=n]
OS X*:
なし
Windows*:
/Qopt-streaming-cache-evict[:n]
n
ストリーミング・ロード/ストアに使用するキャッシュ退避 (clevict) レベルを示す値。設定可能な値は以下のとおりです。
0
キャッシュ退避レベルを使用しないようにコンパイラーに指示します。
1
L1 キャッシュ退避レベルを使用するようにコンパイラーに指示します。
2
L2 キャッシュ退避レベルを使用するようにコンパイラーに指示します。
3
L1 および L2 キャッシュ退避レベルを使用するようにコンパイラーに指示します。n を指定しない場合のデフォルト設定です。
コンパイラーは、L2 キャッシュ退避レベルを使用します。
このオプションは、ストリーミング・ロード/ストアに使用するキャッシュ退避レベルを指定します。
使用されるレベルに応じて、コンパイラーは、L1 および L2 キャッシュから (ロード/ストアに対応する) キャッシュライン退避する clevict0/clevict1 命令を生成します。 キャッシュ退避命令は、対応するロード/ストア操作の実行後に生成されます。
ロード/ストアをマークする方法については、VECTOR NONTEMPORAL 宣言子の説明を参照してください。