非標準の言語要素を発見したときにメッセージを発行するようにコンパイラーに指示します。
構文
Linux* および OS X*: | -stand [keyword] -nostand |
Windows*: | /stand[:keyword] /nostand |
引数
keyword |
標準として指定使用する言語を指定します。設定可能な値は以下のとおりです。
none |
非標準の言語要素が見つかってもメッセージを発行しません。
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f90 |
Fortran 90 に準拠していない言語要素が見つかった場合にメッセージを発行します。
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f95 |
Fortran 95 に準拠していない言語要素が見つかった場合にメッセージを発行します。
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f03 |
Fortran 2003 に準拠していない言語要素が見つかった場合にメッセージを発行します。
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f08 |
Fortran 2008 に準拠していない言語要素が見つかった場合にメッセージを発行します。
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デフォルト
nostand |
コンパイラーは、非標準の言語要素が見つかってもメッセージを発行しません。
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説明
このオプションは、非標準の言語要素が見つかった場合にメッセージを発行するようにコンパイラーに指示します。
stand の keyword を指定しない場合、stand f03 と同じです。
オプション
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説明
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stand none
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非標準の言語要素が見つかった場合にメッセージを発行するようにコンパイラーに指示します。これは nostand と同じです。
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stand f90
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Fortran 90 に準拠していない言語要素が見つかった場合にメッセージを発行するようにコンパイラーに指示します。
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stand f95
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Fortran 95 に準拠していない言語要素が見つかった場合にメッセージを発行するようにコンパイラーに指示します。
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stand f03
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Fortran 2003 に準拠していない言語要素が見つかった場合にメッセージを発行するようにコンパイラーに指示します。このオプションは、warn stderrors を指定すると設定されます。
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stand f08
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Fortran 2008 に準拠していない言語要素が見つかった場合にメッセージを発行するようにコンパイラーに指示します。
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IDE オプション
Windows*:
[Diagnostics (診断)] > [Warn For Nonstandard Fortran (標準でない Fortran に対する警告)]
Linux*:
なし
OS X*:
[Diagnostics (診断)] > [Warn For Nonstandard Fortran (標準でない Fortran に対する警告)]
代替オプション
stand none |
Linux* および OS X*: -nostand
Windows*: /nostand、/4Ns
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stand f90 |
Linux* および OS X*: -std90
Windows*: /4Ys
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stand f95 |
Linux* および OS X*: -std95
Windows*: なし
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stand f03 |
Linux* および OS X*: -std03、-stand、-std
Windows*: /stand
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stand f08 |
Linux* および OS X*: -std08
Windows*: なし
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