インテル® Fortran コンパイラー 14.0 ユーザー・リファレンス・ガイド
シンボリック・ループ境界のあるループのランタイムチェックを実行するコードを生成します。
Linux* および OS X*:
-par-runtime-control[n]
-no-par-runtime-control
Windows*:
/Qpar-runtime-control[n]
/Qpar-runtime-control-
n
実行するランタイムチェックの種類を示す値。設定可能な値は以下のとおりです。
0
自動並列化に基づくランタイムチェックは行いません。これは、-no-par-runtime-control (Linux* および OS X*) または /Qpar-runtime-control- (Windows*) を指定した場合と同じです。
1
コンサバティブ・モードでランタイム制御コードを生成します。n を指定しない場合のデフォルト設定です。
2
ヒューリスティック・モードでランタイム制御コードを生成します。
3
アグレッシブ・モードでランタイム制御コードを生成します。
-no-par-runtime-control または /Qpar-runtime-control-
コンパイラーは、ループを確認するときにデフォルトのヒューリスティックを使用します。
このオプションは、シンボリック・ループ境界のあるループのランタイムチェックを実行するコードを生成します。
ループの粒度が並列化のしきい値よりも大きい場合、ループは並列で実行されます。
このオプションを指定しない場合、ループのコンパイル時の推定粒度がループを並列化することの有益性を保証できなければ、コンパイラーはシンボリック・ループ境界でループを並列化しません。
このオプションは、互換マイクロプロセッサーとインテル製マイクロプロセッサーでは異なる動作をする可能性があります。
なし