インテル® Fortran コンパイラー 14.0 ユーザー・リファレンス・ガイド
ライブラリーはよく xiar (Linux* および OS X*) や lib (Windows*) などのライブラリー・マネージャーを使用して作成されます。 ライブラリー・マネージャーは、オブジェクト・リストを読み取り、そのオブジェクトを、次のリンク段階で使用するライブラリーに挿入します。
上記のコマンドは、a.o および b.o を含む user.a ライブラリーを作成します。
[Q]ipo -c を使用してオブジェクトが作成された場合、アーカイブには有効なオブジェクトだけでなく、そのオブジェクト・ファイルの中間表現 (IR) も含まれます。 例えば、次の例は、a.o および b.o を生成します。これらのオブジェクト・ファイルは、各ソースファイルに対するオブジェクト・コードと IR が含まれたライブラリーを生成するためにアーカイブされる可能性があります。
上記のコマンドは、擬似オブジェクト・ファイルを生成します。擬似オブジェクト・ファイルは、実際のオブジェクト・ファイルと一緒にアーカイブに配置されます。
xiar を使用することは、xild -lib を指定するのと同じです。
xilibtool を使用する場合、スタティック・ライブラリーを生成するには -static を、ダイナミック・ライブラリーを生成するには dynamic を指定します。 例えば、次のコマンド例は、a.o、b.o、および c.o オブジェクトを含むスタティック・ライブラリー、mylib.a を作成します。
次のコマンド例は、a.o、b.o、および c.o オブジェクトを含むダイナミック・ライブラリー、mylib.dylib を作成します。
xilibtool を指定することは、xild -libtool を指定するのと同じです。