インテル® Fortran コンパイラー 14.0 ユーザー・リファレンス・ガイド
次の説明は、Microsoft* Visual Studio* 2010 の Fortran を対象としています。
[Advanced (詳細)] ページを表示するには、[Tools (ツール)] > [Options (オプション)] を選択し、[Text Editor (テキスト エディター)][Fortran] を展開して [Advanced (詳細)] を選択します。 ここで、テキスト編集の詳細オプションを指定します。
[Collect Object Browser information (オブジェクト・ブラウザー情報の収集)]: 階層ツリーでプロジェクトのプロシージャーを表示するには、このオプションを選択します。 これを有効にすると、[View (表示)] > [Object Browser (オブジェクト ブラウザー)] を選択して、プロシージャーを表示できます。
[Disable Database (データベースを無効化)]: コード・ブラウズ・データベースの作成を無効にするには、このオプションを選択します。 これにより、遅いマシンではパフォーマンスが向上することがあります。データベースを無効すると、コードブラウズ情報に依存するすべての機能は動作しなくなります。
[Enable Find all References (すべての参照の検索を有効化)]: シンボルが参照されているコード箇所を表示するには、このオプションを選択します。 このオプションを有効にすると、右クリックして表示されるコンテキスト・メニューから [Find All References(すべての参照の検索)] を使用して、選択されたシンボルの参照リストを表示できます。 参照を検索するには、その参照をダブルクリックします。
[Enable Go To Definition (定義へ移動を有効化)]: オブジェクトの定義へ素早く移動する機能を有効にするには、このオプションを選択します。 このオプションを有効にすると、右クリックして表示されるコンテキスト・メニューから [Go to Definition (定義へ移動)] を使用して、選択されたオブジェクトが宣言された場所を見つけられます。必要に応じて関連付けられたソースファイルを開けます。 ([Scan system includes (システム・インクルードをスキャン)] オプションも有効な場合、システムモジュール (IFWINTY など) で宣言されたオブジェクトにより、そのモジュールに関連付けられたソースも開きます。)
[Scan system includes (システム・インクルードをスキャン)]: システム・インクルード・ファイルをスキャンするには、このオプションを選択します。 このオプションは次のオプションとともに使用します: [Collect Object Browser information (オブジェクト・ブラウザー情報の収集)]、[Enable Find all References (すべての参照の検索を有効化)]、[Enable Go To Definition (定義へ移動を有効化)]
[Enable Intrinsic Parameter Info (組込みパラメーター情報を有効化)]: 組込み関数およびサブルーチンのパラメーター情報を表示するには、このオプションを選択します。 このオプションが有効な場合、組込みプロシージャー名と開き括弧をタイプすると、そのプロシージャーの情報と引数が表示されます。
[Enable Intrinsic Quick Info (組込み関数クイック情報を有効化)]: マウスポインターが組込み関数名またはサブルーチン名に移動したときに追加情報を表示するには、このオプションを選択します。
その他のセクション
[Enumerate Comment Tasks (コメントタスクの列挙)]: コメントが含まれるソースファイルからなるタスクの一覧を表示するには、このオプションを選択します。 コメントは ! 文字で始まり、TO DO などのトークンが後に続きます。有効なトークンは、[Tools (ツール)] > [Options (オプション)] > [Environment (環境)] > [Task List (タスク一覧)] にリストされています。 このオプションが有効な場合、[View (表示)] > [Task List (タスク一覧)] のタスク一覧から [Comments (コメント)] を選択できます。 リストのコメントをダブルクリックすると、その場所へジャンプできます。
[Highlight Matching Tokens (マッチングトークンのハイライト表示)]: 識別子のハイライト表示と、ブロック区切り記号マッチングを有効するには、このオプションを選択します。このオプションを有効にすると、識別子にカーソルを合わせたときに、その識別子への参照がすべてハイライト表示されます。
[Enable Outlining (アウトラインを有効化)]: プログラムユニット全体を折りたたむには、このオプションを選択します。 このオプションが有効な場合、PROGRAM、SUBROUTINE、FUNCTION、MODULE、BLOCK DATA 文でマイナス (-) またはプラス (+) 記号をクリックできます。
[Outline Statement Blocks (ブロック文のアウトライン)]: IF や DO などのブロック構造を折りたたむには、このオプションを選択します。 [Enable Outlining (アウトラインを有効化)] オプションも選択する必要があります。