インテル® Fortran コンパイラー 14.0 ユーザー・リファレンス・ガイド

[Code Coverage (コードカバレッジ)] ダイアログボックス

次の説明は、Microsoft* Visual Studio* 2012、2010、および 2008 を対象としています。

[Code Coverage (コードカバレッジ)] ダイアログボックスを表示するには、[Tools (ツール)] > [Intel Composer XE (インテル® Composer XE)] > [Code Coverage (コードカバレッジ)] を選択します。

[Code Coverage (コードカバレッジ)] ダイアログボックスで、コードカバレッジの機能を設定できます。

[Phase 1 - Instrument (フェーズ 1 - インストルメント)]: このチェックボックスをオンにすると、コードをコンパイルしてインストルメント済みアプリケーションを作成できます。 [Compiler Options (コンパイラー・オプション)] に使用されるオプションが表示されます。 [Phase 1 - Instrument (フェーズ 1 - インストルメント)] をスキップする場合はチェックボックスをオフにします。

[Phase 2 - Run Instrumented Application(s) (フェーズ 2 - インストルメント済みアプリケーションの実行)]: このチェックボックスをオンにすると、インストルメント済みアプリケーションとその他のアプリケーションを実行できます。 [Application Invocations... (アプリケーションの起動...)] ボタンをクリックすると、[Application Invocations (アプリケーションの起動)] ダイアログボックスが表示され、アプリケーション実行時のオプションを指定できます。 [Phase 2 - Run Instrumented Application(s) (フェーズ 2 - インストルメント済みアプリケーションの実行)] をスキップする場合はチェックボックスをオフにします。

[Phase 3 - Generate Report (フェーズ 3 - レポートの生成)]: このチェックボックスをオンにすると、インストルメント済みアプリケーションの実行結果のレポートを生成できます。 [Settings... (設定...)] ボタンをクリックすると、[Code Coverage Settings (コードカバレッジの設定)] ダイアログボックスが表示され、各種設定を指定することができます。

[Settings (設定)]: Codecov と Profmerge の追加オプションを設定します。

[Ignore Object Unwind Handlers (オブジェクトの巻き戻しハンドラーを無視する)]: 基本ブロックカバレッジの計算と表示を行う際に、コンパイラーにより生成されるオブジェクトの巻き戻しハンドラーを無視します。これは、例外処理を有効にしてソースコードをビルドした場合のみ適用されます。(-nounwind)

[Show Execution Counts (実行カウントを表示する)]: 動的実行カウントを生成します。 実行カウントはデフォルトでは生成されません。(-counts)

[Treat Partially-covered Code As Fully Covered Code (一部カバーされたコードを完全にカバーされたコードとして扱う)]: 一部カバーされたコードを完全にカバーされたコードとして扱います。 デフォルトでは、一部カバーされたコードは、完全にカバーされたコードとは扱い方が異なります。(-nopartial)

[Dump Profile Information (プロファイル情報をダンプする)]: プロファイル情報を表示します。 (-dump)

[Exclude Functions (除外する関数)]: プロファイルから除外する関数のカンマ区切りリストです。 ワイルドカード文字としてピリオド (".") を使用できます。[Phase 3 - Generate Report (フェーズ 3 - レポートの生成)] をスキップする場合はチェックボックスをオフにします。

[Profile Directory (プロファイル・ディレクトリー)]: プロファイルが格納されているディレクトリーです。

[Browse (参照)]: プロファイル・ディレクトリーを参照します。

[Show this dialog next time (次回もこのメッセージを表示する)]: プロファイルに基づく最適化を実行するときにこのダイアログボックスを表示します。

[Save Settings (設定の保存)]: 設定を保存します。

[Run (実行)]: プロファイルに基づく最適化を開始します。

[Cancel (キャンセル)]: プロファイルに基づく最適化を開始しないでこのダイアログボックスを閉じます。

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