インテル® Fortran コンパイラー 14.0 ユーザー・リファレンス・ガイド
プロファイル情報が有効な場合、関数の順序設定を有効/無効にします。
このオプションは、プロファイル情報が有効な場合、関数の順序設定を有効/無効にします。
このオプションを有効にするには、次のことを行います。
インストルメンテーション・コンパイルには、[Q]prof-gen setting srcpos オプションを指定します。
フィードバック・コンパイルには、[Q]prof-use オプションを指定します。[Q]ipo や [Q]ipo-c などのオプションで、複数ファイルの最適化を行ってはなりません。
[Q]prof-use オプションによりプロファイル情報が有効な場合、[Q]prof-func-groups オプションが設定され、関数のグループ化が有効になります。しかし、明示的に [Q]prof-func-order オプションを有効にすると、関数のグループ化の代わりに、関数の順序設定が行われます。
Linux* システムでは、このオプションは Linux* リンカー 2.15.94.0.1 またはそれ以降でのみ利用可能です。
関数のグループ化および関数の順序設定のホット性しきい値を設定するには、[Q]prof-hotness-threshold オプションを指定してください。
次の例は、Windows でこのオプションを使用する方法を示します。
ifort /Qprof-gen:globdata file1.f90 file2.f90 /exe:instrumented.exe
./instrumented.exe
ifort /Qprof-use /Qprof-func-order file1.f90 file2.f90 /exe:feedback.exe
次の例は、Linux* でこのオプションを使用する方法を示します。
ifort -prof-gen:globdata file1.f90 file2.f90 -o instrumented
./instrumented.exe
ifort -prof-use -prof-func-order file1.f90 file2.f90 -o feedback