インテル® C++ コンパイラー 15.0 ユーザー・リファレンス・ガイド

複数のバージョンのコンパイラー・サポート

このトピックは、Eclipse* の C/C++ にのみ適用されます。

異なるバージョンのインテル® C++ コンパイラーを選択して Eclipse* 統合開発環境 (IDE) でプロジェクトをコンパイルできます。Eclipse* の実行ファイル、共用ライブラリー、static ライブラリー、makefile プロジェクト、および構成 (およびそのベースとなるツールチェーン) を使用してこのサポートが提供されています。各プラットフォームで現在サポートされているコンパイラーのバージョンについては、インテル® C++ コンパイラーのリリースノートを参照してください。

プロジェクトをビルドするインテル® C++ コンパイラーのバージョンを選択するには、プロジェクトをビルドする前に、使用するバージョンのコンパイラーに関連付けられている構成を選択します。ビルドに使用するコンパイラー・バージョンの構成は、IDE 内のプロジェクトのプロパティーからアクセス可能な [Manage Configuration (構成の管理)] で作成できます。 プロジェクトを右クリックして、[Properties (プロパティー)] > [C/C++ Build (C/C++ ビルド)] を選択し、[Settings (設定)] または [Tool Chain Editor (ツール・チェーン・エディター)] を選択します。

[Configuration (構成)][Manage configurations (構成の管理)] を選択します。 [Manage Configuration (構成の管理)] ダイアログボックスが表示されます。

[Manage Configuration (構成の管理)] を使用して構成を作成する方法:

  1. [New (新規作成)] をクリックします。

  2. プロジェクトに一意の名前を付けます。 構成名は、ファイルシステムでディレクトリー名として使用されるため、$ や * などの予約文字を使用することはできません。

  3. [Copy settings from (設定のコピー元)] を選択します。 [Existing configuration (既存構成)][Default configuration (デフォルト構成)][Import from projects (プロジェクトからインポート)][Import predefined (事前定義のインポート)] から選択できます。

アクティブな構成を変更することにより、コンパイラー・オプションなど、インテル® C++ コンパイラーのバージョン間で異なるプロジェクトのプロパティーを設定し、使用するコンパイラーのバージョンを選択、変更できます。アクティブな構成とは、Eclipse* IDE 内でアプリケーションをビルドする際に使用される構成のことです。

プロジェクト・タイプに関係なく、コンパイラー環境は Eclipse* で設定し、コンパイラーのほかの環境設定を上書きできます。


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