インテル® C++ コンパイラー 15.0 ユーザー・リファレンス・ガイド
コードカバレッジ・ツールは、特定のワークロードをアプリケーションに適用した場合にどのくらいのアプリケーション・コードが実行されるかについて情報を提供します。ツールは、コンパイラーによって生成される静的プロファイル情報と、ワークロードでインストルメント済みアプリケーションのバイナリーを実行して生成される動的プロファイル情報を解析します。ツールは、HTML 形式でレポートを生成し、カバレッジデータをテキストおよび XML 形式のファイルにエクスポートできます。レポートは、色分け、アノテーション付きのソースコード一覧で、使用されたコードと未使用のコードを識別して表示するようにカスタマイズできます。
コードカバレッジを開始するには、次の操作を行います。
[Tools (ツール)] > [Intel Compiler (インテル® コンパイラー)] > [Code Coverage... (コードカバレッジ...)] を選択して、[Code Coverage (コードカバレッジ)] ダイアログボックスを開きます。
各フェーズの設定を指定します。
[Run (実行)] ボタンをクリックして、コードカバレッジを開始します。
[Output (出力)] ウィンドウにカバレッジ結果と全般的なサマリーが表示されます。