インテル® C++ コンパイラー 15.0 ユーザー・リファレンス・ガイド

omp target update

プラグマで指定されているモーション節に応じて、デバイスとホスト間でデバイスのデータ環境の項目の整合性を保持します。このプラグマは、インテル® MIC アーキテクチャーにのみ適用されます。

構文

#pragma omp target update [clause[, clause, ...]]

引数

clause

次のいずれかです。

  • device(integer-expression)

  • if( scalar-expression )

  • from( list )

  • to( list )

説明

このプラグマは、プラグマで指定されているモーション節に応じて、ホストとデバイス間でデータをコピーします。from 節は、デバイスからホストへデータをコピーします。to 節は、ホストからデバイスへデータをコピーします。if 式が false と評価されると、コピーは行われません。

ホストとデバイス間で値をコピーする例

#pragma omp target update to(a,b) from(c,d)

上記の例は、このプラグマを使用して、ab の値をホストからデバイスへコピーし、cd の値をデバイスからホストへコピーする方法を示します。


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