インテル® C++ コンパイラー 15.0 ユーザー・リファレンス・ガイド
malloc() および memset() への呼び出しとして calloc() へのインライン呼び出しを行うようにコンパイラーに指示します。
すべて
Linux* および OS X*: | -inline-calloc -no-inline-calloc |
Windows*: | /Qinline-calloc /Qinline-calloc- |
なし
-no-inline-calloc |
コンパイラーは、calloc() への呼び出しとして calloc() へのインライン呼び出しを行います。 |
このオプションは、malloc() および memset() への呼び出しとして calloc() へのインライン呼び出しを行うようにコンパイラーに指示します。このオプションは、追加の memset() 最適化を有効にします。例えば、サイズがコンパイル時定数の場合、ストア操作のシーケンスとしてインライン展開を有効にできます。
提供されるライブラリーの多くのルーチンは、互換マイクロプロセッサーよりもインテル製マイクロプロセッサーでより高度に最適化されます。
なし
インテル® コンパイラーは、互換マイクロプロセッサー向けには、インテル製マイクロプロセッサー向けと同等レベルの最適化が行われない可能性があります。これには、インテル® ストリーミング SIMD 拡張命令 2 (インテル® SSE2)、インテル® ストリーミング SIMD 拡張命令 3 (インテル® SSE3)、ストリーミング SIMD 拡張命令 3 補足命令 (SSSE3) 命令セットに関連する最適化およびその他の最適化が含まれます。インテルでは、インテル製ではないマイクロプロセッサーに対して、最適化の提供、機能、効果を保証していません。本製品のマイクロプロセッサー固有の最適化は、インテル製マイクロプロセッサーでの使用を目的としています。インテル® マイクロアーキテクチャーに非固有の特定の最適化は、インテル製マイクロプロセッサー向けに予約されています。この注意事項の適用対象である特定の命令セットの詳細は、該当する製品のユーザー・リファレンス・ガイドを参照してください。 改訂 #20110804 |