インテル® C++ コンパイラー 15.0 ユーザー・リファレンス・ガイド

インテル® グラフィックス・テクノロジー用の変換関数

インテル® グラフィックス・テクノロジー用の変換関数は、ソースオペランドをデスティネーションの型に飽和モードで変換します。このトピックは、インテル® グラフィックス・テクノロジー向けのインテル® 64 アーキテクチャーと IA-32 アーキテクチャーにのみ適用されます。

構文

符号なし変換

unsigned char _cvtsu32_u8(unsigned int src);

unsigned char _cvtsf32_u8(float src);

unsigned short _cvtsu32_u16(unsigned int src);

unsigned short _cvtsf32_u16(float src);

unsigned int _cvtsf32_u32(float src);

符号付き変換

char _cvtssi32_si8(int src);

char _cvtsf32_si8(float src);

short _cvtssi32_si16(int src);

short _cvtsf32_si16(float src);

int _cvtsf32_si32(float src);

浮動小数点変換

float _clampz1_f32(float src);

パラメーター

src

ソースオペランド。

説明

これらの関数は、src をデスティネーションの型に飽和モードで変換します。変換結果がデスティネーションの型で表現できない場合、結果はデスティネーション型の範囲で最も近い境界になります。

float _clampz1_f32 は、src を [-1, 1] 範囲に変換し、変換結果がこの範囲外の場合は最も近い境界にします。

戻り値

操作の結果。

最適化に関する注意事項

インテル® コンパイラーは、互換マイクロプロセッサー向けには、インテル製マイクロプロセッサー向けと同等レベルの最適化が行われない可能性があります。これには、インテル® ストリーミング SIMD 拡張命令 2 (インテル® SSE2)、インテル® ストリーミング SIMD 拡張命令 3 (インテル® SSE3)、ストリーミング SIMD 拡張命令 3 補足命令 (SSSE3) 命令セットに関連する最適化およびその他の最適化が含まれます。インテルでは、インテル製ではないマイクロプロセッサーに対して、最適化の提供、機能、効果を保証していません。本製品のマイクロプロセッサー固有の最適化は、インテル製マイクロプロセッサーでの使用を目的としています。インテル® マイクロアーキテクチャーに非固有の特定の最適化は、インテル製マイクロプロセッサー向けに予約されています。この注意事項の適用対象である特定の命令セットの詳細は、該当する製品のユーザー・リファレンス・ガイドを参照してください。

改訂 #20110804


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