インテル® C++ コンパイラー 15.0 ユーザー・リファレンス・ガイド

optimization_parameter

関数レベルで、特定のプロセッサー専用コードを生成するようにコンパイラーに指示します。-m (/arch) オプションに似ています。

構文

Linux* および OS X*:

#pragma intel optimization_parameter target_arch=<CPU>

Windows*:

#pragma [intel] optimization_parameter target_arch=<CPU>

引数

target_arch=<CPU>

CPU の一覧は次のコンパイラー・オプションを参照してください: -m (/arch) および [Q]x

説明

intel optimization_parameter target_arch プラグマは、関数レベルで -m (/arch) オプションの設定を制御し、コマンドラインで指定されたオプションの値よりも優先されます。

特定の命令セット用のコードを生成するようにコンパイラーに指示するには、関数の先頭に #pragma intel optimization_parameter target_arch=<CPU> を追加します。これは -m (/arch) および [Q]x オプションと動作が似ていますが、指定した関数にのみ適用されます。

インテル® アドバンスト・ベクトル・エクステンション (インテル® AVX) 用のコードを生成する例

 icc -mAVX foo.c   // Linux* 
 icl -mAVX foo.c   // OS X* 

インテル® アドバンスト・ベクトル・エクステンション (インテル® AVX) 用の関数を生成する例

#pragma intel optimization_parameter target_arch=AVX
void bar() { ... }

上記のコードは、指定されたコマンドライン・オプションに関係なく、関数 bar に対してのみインテル® AVX 用のコードを生成します。

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