インテル® C++ コンパイラー 15.0 ユーザー・リファレンス・ガイド

check-pointers-dangling、Qcheck-pointers-dangling

コンパイラーがダングリング・ポインターの参照をチェックするかどうかを指定します。

アーキテクチャーの制限

インテル® MIC アーキテクチャー向けのインテル® 64 アーキテクチャー、インテル® グラフィックス・テクノロジー向けの IA-32 アーキテクチャー、またはインテル® グラフィックス・テクノロジー向けのインテル® 64 アーキテクチャーでは利用できません。

構文

Linux*:

-check-pointers-dangling=keyword

OS X*:

なし

Windows*:

/Qcheck-pointers-dangling:keyword

引数

keyword

ダングリング・ポインターのチェックの種類を指定します。設定可能な値は以下のとおりです。

none

ダングリング・ポインターの参照のチェックを無効にします。これはデフォルトです。

heap

ヒープ上のダングリング・ポインターの参照をチェックします。

stack

スタック上のダングリング・ポインターの参照をチェックします。

all

ヒープおよびスタック上のダングリング・ポインターの参照をチェックします。

デフォルト

-check-pointers-dangling=none または /Qcheck-pointers-dangling:none

ダングリング・ポインターの参照をチェックしません。

説明

このオプションは、コンパイラーがダングリング・ポインターの参照をチェックするかどうかを指定します。

このオプションを使用するには、[Q]check-pointers オプションも指定する必要があります。

ポインターチェッカー機能を利用するには、別の製品をインストールする必要があります。詳細は、「機能要件」を参照してください。

IDE オプション

Windows*: [Code Generation (コード生成)] > [Check Dangling Pointers (ダングリング・ポインターのチェック)]

Linux*: [Code Generation (コード生成)] > [Check Dangling Pointers (ダングリング・ポインターのチェック)]

OS X*: なし

代替オプション

なし

関連情報


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