インテル® C++ コンパイラー 15.0 ユーザー・リファレンス・ガイド
コマンドライン・ユーティリティー ICProjConvert130.exe を使用して、インテル® C++ プロジェクトを Microsoft* Visual C++* プロジェクトに、またはその逆に変換することができます。 構文は、次のとおりです。
ICProjConvert130.exe <sln_file | prj_files> </VC[:"VCtoolset name"] | /IC[:"ICtoolset name"]> [/q] [/nologo] [/msvc] [/s] [/f]
説明:
パラメーター |
説明 |
---|---|
sln_file |
指定されたプロジェクト・システムに変換するソリューション・ファイルへのパスです。 |
prj_files |
指定されたプロジェクト・システムに変換するプロジェクト・ファイルのスペース区切りリストファイル (またはワイルドカード) です。 |
/VC |
Microsoft* Visual C++* プロジェクト・システムに変換します。 |
VCtoolset 名 |
v90、v100、または v110。 |
/IC |
インテル® C++ プロジェクト・システムに変換します。 |
ICtoolset 名 |
インテル® C++ コンパイラー XE 14.0 を使用 統合するバージョンにより、サポートされる名前の値は異なります。 |
/q |
クワイエット・モード。すべての情報を表示しません (エラーを除く)。 |
/nologo |
起動時にバナーを表示しないようにします。 |
/msvc |
Microsoft* Visual C++* コンパイラーを使用するように設定します。 |
/s |
すべてのサブディレクトリーからプロジェクト・ファイルを検索します。 |
/f |
可能であれば、サポートされていない種類やプロパティーが含まれていてもプロジェクトを強制的に更新します。 |
/? または /h |
ヘルプを表示します。 |
ICProjConvert130.exe *.icproj /s /VC コマンドを発行して現在のディレクトリーとそのサブディレクトリーにあるすべてのインテル® C++ プロジェクト・ファイルで Microsoft* Visual C++* を使用するように変更します。
インテル® C++ コンパイラーをアンインストールしても、ICProjConvert130.exe を使用してインテル® C++ プロジェクトを Microsoft* Visual C++* プロジェクトに戻せるように、このファイルは Program Files\Common Files\Intel\shared files\ia32\Bin フォルダーに残されます。