インテル® C++ コンパイラー 16.0 ユーザー・リファレンス・ガイド

複数のバージョンのコンパイラー・サポート

このトピックは、Eclipse* の C/C++ にのみ適用されます。

異なるバージョンのインテル® C++ コンパイラーを選択して Eclipse* 統合開発環境 (IDE) でプロジェクトをコンパイルできます。各プラットフォームで現在サポートされているコンパイラーのバージョンについては、インテル® C++ コンパイラーのリリースノートを参照してください。

プロジェクトをビルドするインテル® C++ コンパイラーのバージョンを選択するには、プロジェクトをビルドする前に、使用するコンパイラーのバージョンに関連付けられている構成を選択する必要があります。

そのためには、次の操作を行います。

  1. プロジェクトを右クリックして、[Properties] を開きます。

  2. [Poperties (プロパティー)] ダイアログで、[C/C++ Build] > [Settings] または [C/C++ Build] > [Tool Chain Editor] を選択します。

  3. [Configuration Manager] ボタンをクリックします。

  4. 表示されるダイアログボックスで [New] をクリックします。

  5. プロジェクトに一意の名前を付けます。構成名は、ファイルシステムでディレクトリー名として使用されるため、$ や * などの予約文字を使用することはできません。

  6. [Copy settings from] を選択します。[Existing configuration][Default configuration][Import from projects][Import predefined] から選択できます。[OK] をクリックします。

  7. この構成をプロジェクトのビルドに使用する場合は、[Set Active] を選択します。[OK] をクリックします。

[Settings] または [Tool Chain Editor] でツールチェーンとツールチェーン内で使用するツールを選択したり、コンパイラー・オプションなど、インテル® C++ コンパイラーのバージョン間で異なるプロジェクトのプロパティーを設定します。

プロジェクト・タイプに関係なく、コンパイラー環境は Eclipse* で設定し、コンパイラーのほかの環境設定を上書きできます。