インテル® C++ コンパイラー 16.0 ユーザー・リファレンス・ガイド
このトピックは、インテル® グラフィックス・テクノロジーをターゲットとする IA-32 およびインテル® 64 アーキテクチャーにのみ適用されます。
ターゲットが CPU のみの実行の場合にビルドされないコードを記述できます。
デフォルトでは、コンパイラーはマクロ __INTEL_OFFLOAD を定義します。ソースコードをターゲットで実行するようにカスタマイズしている場合、#ifdef __INTEL_OFFLOAD セクション内にコードを記述できます。
例えば、このマクロを使用して、コードが [Q]offload コンパイラー・オプションの否定形を指定してビルドされているかをチェックできます。
ホスト・コンパイラーのセクションは、Qoffload コンパイラー・オプションの否定形を指定してコンパイルした場合のみ動作します。
#ifdef __INTEL_OFFLOAD cout << "\nThis program is built with __INTEL_OFFLOAD.\n" << "The target(gfx) code will be executed on target if it is available\n"; #else cout << "\nThis program is built without __INTEL_OFFLOAD\n"; << "The target(gfx) code will be executed on CPU only.\n"; #endif
インテル® グラフィックス・テクノロジーではこのような I/O をサポートしていないため、このコードはホストコードでのみ使用できます。