インテル® C++ コンパイラー 16.0 ユーザー・リファレンス・ガイド

ansi-alias-check、Qansi-alias-check

ansi-alias チェッカーを有効/無効にします。

アーキテクチャーの制限

インテル® MIC アーキテクチャーをターゲットとするインテル® 64 アーキテクチャー、インテル® グラフィックス・テクノロジーをターゲットとする IA-32 アーキテクチャー、またはインテル® グラフィックス・テクノロジーをターゲットとするインテル® 64 アーキテクチャーでは利用できません。

構文

Linux* および OS X*:

-ansi-alias-check

-no-ansi-alias-check

Windows*:

/Qansi-alias-check

/Qansi-alias-check-

引数

なし

デフォルト

-no-ansi-alias-check または /Qansi-alias-check-

ansi-alias チェッカーは、-ansi-alias-check オプションまたは /Qansi-alias-check オプションが指定されない限り、無効です。

説明

このオプションは、ansi-alias チェッカーを有効/無効にします。ansi-alias チェッカーは、 ANSI エイリアシング規則に違反している可能性がないかソースコードを確認し、 違反の可能性があると判断された命令文のコードに関連する安全でない最適化を無効にします。

–Wstrict-aliasing オプションを使用すると、違反の可能性を特定できます。

[Q]ansi-alias オプションが指定された場合、ansi-alias チェッカーはデフォルトで有効になります。オプションの否定形 (上記の構文を参照) を指定して、オプションを無効にし、リセットできます。

IDE オプション

なし

代替オプション

なし

関連情報