インテル® C++ コンパイラー 16.0 ユーザー・リファレンス・ガイド
インテル® メニー・インテグレーテッド・コア (インテル® MIC) アーキテクチャーでネイティブに実行するアプリケーションをビルドします。このオプションは、インテル® MIC アーキテクチャーにのみ適用されます。
インテル® MIC アーキテクチャーをターゲットとするインテル® 64 アーキテクチャーでのみ利用できます。
Linux*: | -mmic |
OS X*: | なし |
Windows*: | /Qmic |
なし
オフ |
コンパイラーは、ヘテロジニアス・アプリケーションをビルドします。インテル® MIC アーキテクチャーでネイティブに実行するアプリケーションをビルドするには、このオプションを指定する必要があります。 |
このオプションは、クロスコンパイラーを有効にして、インテル® MIC アーキテクチャーでネイティブに実行するアプリケーションをビルドします。コマンドラインでのみ利用できます。
このオプションを使用すると、コンパイラーはマクロ __MIC__ を定義します。
Visual Studio*: なし
Eclipse*: [Code Generation (コード生成)] > [Do MIC-only Build (MIC 専用ビルド)]
Xcode*: なし
なし
次のオプションは、インテル® MIC アーキテクチャーでのみ実行可能なオブジェクト・ファイル a.out を生成します。
icc -mmic hello.c
次に、/Qmic オプションを使用する場合、ほかのオプションを Linux* 形式で指定する例を示します。
icl /Qmic -qopt-report=3 -c example.c
Windows* システムでインテル® MIC アーキテクチャー向けアプリケーションをデバッグする場合、次のコマンドを使用します。
icl /Qmic -g