インテル® C++ コンパイラー 16.0 ユーザー・リファレンス・ガイド
このトピックは、Eclipse* の C/C++ にのみ適用されます。
インテル® C++ コンパイラーは、次のインテル® パフォーマンス・ライブラリーとともに利用できます。
インテル® Data Analytics Acceleration Library (インテル® DAAL)
インテル® インテグレーテッド・パフォーマンス・プリミティブ (インテル® IPP)
インテル® スレッディング・ビルディング・ブロック (インテル® TBB)
インテル® マス・カーネル・ライブラリー (インテル® MKL)
Eclipse* でこれらのライブラリーを利用するには、プロパティー・ページで次の操作を行います。
プロジェクトを選択します。
[Project] > [Properties] からプロパティー・ページを開いて、[C/C++ Build] > [Settings] を選択します。
[Intel C++ Compiler] > [Performance Library Build Components] を選択します。
[Use Intel® Data Analytics Acceleration Library] プロパティー・ページでは、ライブラリーにリンクし、関連するヘッダーを使用できるようになります。
[None]: インテル® DAAL の使用を無効にします。
[Use threaded Intel® Data Analytics Acceleration Library]: スレッド化されているバージョンのライブラリーを使用してリンクします。
[Use non-threaded Intel® Data Analytics Acceleration Library]: スレッド化されていないバージョンのライブラリーを使用してリンクします。
[Use Intel® Integrated Performance PrimitivesLibraries] プロパティー・ページでは、ドロップダウン・メニューから次のオプションを選択できます。
[None]: インテル® IPP の使用を無効にします。
[Use main libraries set]: 暗号化ライブラリーを除くすべてのライブラリーを使用します。
[Use main libraries and cryptography library]: メイン・ライブラリーと暗号化ライブラリーを使用します。
[Use non-pic version of libraries]: PIC でないバージョンのメイン・ライブラリーを使用します。
[Use cryptography library and non-pic version of libraries]: 暗号化ライブラリーと PIC でないバージョンのメイン・ライブラリーを使用します。
暗号化ライブラリーには、輸出法が適用されます。
[Use Intel® Math Kernel Library] プロパティーでは、ドロップダウン・メニューから次のオプションを選択できます。
[None]: インテル® MKL の使用を無効にします。
[Use threaded Intel® MKL library]: スレッド化されているバージョンのライブラリーを使用してリンクします。
[Use non-threaded Intel® MKL library]: スレッド化されていないバージョンのライブラリーを使用してリンクします。
[Use Intel® MKL Cluster and sequential Intel® MKL libraries]: インテル® MKL クラスター・ライブラリーとシーケンシャルなインテル® MKL ライブラリーを使用してリンクします。
[Use Intel® Threading Building Blocks] プロパティー・ページでは、ライブラリーにリンクし、関連するヘッダーを使用できるようになります。
詳細は、インテル® DAAL、インテル® IPP、インテル® MKL、インテル® TBB のドキュメントを参照してください。
インテル® コンパイラーは、互換マイクロプロセッサー向けには、インテル製マイクロプロセッサー向けと同等レベルの最適化が行われない可能性があります。これには、インテル® ストリーミング SIMD 拡張命令 2 (インテル® SSE2)、インテル® ストリーミング SIMD 拡張命令 3 (インテル® SSE3)、ストリーミング SIMD 拡張命令 3 補足命令 (SSSE3) 命令セットに関連する最適化およびその他の最適化が含まれます。インテルでは、インテル製ではないマイクロプロセッサーに対して、最適化の提供、機能、効果を保証していません。本製品のマイクロプロセッサー固有の最適化は、インテル製マイクロプロセッサーでの使用を目的としています。インテル® マイクロアーキテクチャーに非固有の特定の最適化は、インテル製マイクロプロセッサー向けに予約されています。この注意事項の適用対象である特定の命令セットの詳細は、該当する製品のユーザー・リファレンス・ガイドを参照してください。 改訂 #20110804 |