インテル® C++ コンパイラー 16.0 ユーザー・リファレンス・ガイド

インテル® C++ コンパイラーでのベース・プラットフォーム・ツールセットの指定

デフォルトでは、プロジェクトでインテル® C++ コンパイラーを使用する場合、プラットフォーム・ツールセット・プロパティーは、インテル® コンパイラーと使用する Visual Studio* バージョン固有のツールセットのビルド環境 (パス、ライブラリー、インクルード・ファイルなど) に設定されています。

プロジェクトの [全般] プロパティーにある [Base Platform Toolset (ベース・プラットフォーム・ツールセット)] で、インストールされているインテル以外のプラットフォーム・ツールセットをベースに指定することもできます。

例えば、Visual Studio* 2015 で [プラットフォーム・ツールセット] プロパティーをインテル® C++ コンパイラーに設定すると、プラットフォーム・ツールセットは Visual Studio* 2015 環境を使用します。代わりに、Visual Studio* 2013 環境とインテル® C++ コンパイラーを使用する場合は、[Base Platform Toolset (ベース・プラットフォーム・ツールセット)] プロパティーを v120 に設定します。

このドロップダウンには、インストールされているインテル以外のすべてのツールセットが表示されます。

[Base Platform Toolset (ベース・プラットフォーム・ツールセット)] を設定するには、次の操作を行います。

オプションの選択後、インテル® C++ コンパイラーを使用してプロジェクトをビルドすると、選択したオプションがビルド環境に使用されます。