インテル® Fortran コンパイラー 16.0 ユーザー・リファレンス・ガイド

D

オプション値と関連付けできるシンボル名を定義します。

構文

Linux* および OS X*:

-Dname[=value]

Windows*:

/Dname[=value]

引数

name

シンボルの名前。

value

二重引用符で区切られたオプションの整数またはオプションの文字列。例えば、Dname=string

デフォルト

noD

デフォルトのシンボルまたはマクロのみが定義されます。

説明

オプション値と関連付けできるシンボル名を定義します。この定義は、前処理中に使用されます。

value が指定されていない場合、name  は "1" として定義されます。

2 つ以上の定義を指定する場合は、別の D オプションを使用する必要があります。

noD を指定する場合、すべてのプリプロセッサー定義を fpp にのみ適用し、インテル® Fortran の条件付きコンパイル宣言子には適用しません。このオプションを使用するには、fpp も指定する必要があります。

警告

Linux* および OS X* システムでは、value を指定しない場合、-DD オプションと競合するため、nameD を使用しないでください。

IDE オプション

Visual Studio*: [General (全般)] > [Preprocessor Definitions (プリプロセッサーの定義)]

[Preprocessor (プリプロセッサー)] > [Preprocessor Definitions (プリプロセッサーの定義)]

[Preprocessor (プリプロセッサー)] > [Preprocessor Definitions to FPP only (プリプロセッサー定義の FPP のみへの適用)]

Eclipse*: なし

Xcode*: [Preprocessor (プリプロセッサー)] > [Preprocessor Definitions (プリプロセッサーの定義)]

[Preprocessor (プリプロセッサー)] > [Preprocessor Definitions to FPP only (プリプロセッサー定義の FPP のみへの適用)]

代替オプション

D

Linux* および OS X*: なし
Windows*: /define:name[=value]

noD

Linux* および OS X*: -nodefine
Windows*: /nodefine

関連情報