インテル® Fortran コンパイラー 16.0 ユーザー・リファレンス・ガイド
特定の機能をサポートするプロセッサー専用のコードを生成するようにコンパイラーに指示します。
インテル® MIC アーキテクチャーをターゲットとするインテル® 64 アーキテクチャーでは利用できません。
Linux* および OS X*: | -march=processor |
Windows*: | なし |
processor |
生成するコードをコンパイラーに指示します。設定可能な値は以下のとおりです。
|
pentium4 |
アーキテクチャー・オプションが指定されない場合、コンパイラーは pentium4 でコードを生成します。 |
このオプションは、特定の機能をサポートするプロセッサー専用のコードを生成するようにコンパイラーに指示します。
-ax オプションと -march オプションの両方を指定すると、コンパイラーはインテル固有の命令を生成しません。
-march=pentium4 を指定すると -mtune=pentium4 が設定されます。
互換性のために、以前の processor の値もサポートされますが、生成されるコードはデフォルトと同じです。
-march=pentium3 |
Linux*: -xSSE OS X*: なし Windows*: なし |
-march=pentium4 |
Linux*: -xSSE2 OS X*: なし Windows*: なし |
-march=core2 |
Linux*: -xSSSE3 OS X*: なし Windows*: なし |
インテル® コンパイラーは、互換マイクロプロセッサー向けには、インテル製マイクロプロセッサー向けと同等レベルの最適化が行われない可能性があります。これには、インテル® ストリーミング SIMD 拡張命令 2 (インテル® SSE2)、インテル® ストリーミング SIMD 拡張命令 3 (インテル® SSE3)、ストリーミング SIMD 拡張命令 3 補足命令 (SSSE3) 命令セットに関連する最適化およびその他の最適化が含まれます。インテルでは、インテル製ではないマイクロプロセッサーに対して、最適化の提供、機能、効果を保証していません。本製品のマイクロプロセッサー固有の最適化は、インテル製マイクロプロセッサーでの使用を目的としています。インテル® マイクロアーキテクチャーに非固有の特定の最適化は、インテル製マイクロプロセッサー向けに予約されています。この注意事項の適用対象である特定の命令セットの詳細は、該当する製品のユーザー・リファレンス・ガイドを参照してください。 改訂 #20110804 |