インテル® C++ コンパイラー 17.0 デベロッパー・ガイドおよびリファレンス

インテルの共有ライブラリーの使用

このトピックは、Linux* および OS X* にのみ適用されます。

デフォルトでは、インテル® C++ コンパイラーはインテルの C++ ライブラリーを動的にリンクします。GNU*、Linux*、および OS X* システム・ライブラリーも動的にリンクされます。

共有ライブラリーのオプション (Linux*)

オプション

説明

-shared-intel

インテルの C++ ライブラリーを動的にリンクするには、shared-intel オプションを使用します (デフォルト)。 このオプションは、アプリケーション・バイナリーのサイズを小さくしますが、アプリケーションのターゲットシステムにすべてのライブラリーがなければなりません。

-shared

shared オプションは、実行ファイルの代わりに DSO (Dynamic Shared Object) を作成するように、コンパイラーに指示します。 詳細は、ld の man ページを参照してください。

-fpic

共有ライブラリーをビルドする場合は、fpic オプションを使用します。 これは、共有ライブラリーに含まれる各オブジェクト・ファイルのコンパイルで必要です。

共有ライブラリーのオプション (OS X*)

オプション

説明

-dynamiclib

dynamiclib オプションを使用し、libtool コマンドを起動してダイナミック・ライブラリーを生成します。

-fpic

共有ライブラリーをビルドする場合は、fpic オプションを使用します。 これは、共有ライブラリーに含まれる各オブジェクト・ファイルのコンパイルで必要です。