インテル® C++ コンパイラー 17.0 デベロッパー・ガイドおよびリファレンス

概要: Windows® 用のインテルの非同期 I/O ライブラリー

このトピックは、Windows® にのみ適用されます。

Windows® (IA-32 およびインテル® 64 プラットフォーム) 用のインテルの C/C++ 非同期 I/O (AIO) ライブラリーの実装は、Linux* 用の POSIX* AIO ライブラリーの実装に似ています。

インテルの C/C++ AIO Windows® 実装と標準の POSIX AIO 実装の相違点は次のとおりです。

POSIX AIO ライブラリーと Microsoft® SDK の AIO 関数は似ています。POSIX AIO 関数と Windows® システム用の AIO 関数との主な相違点は、POSIX ではどのファイルでも AIO 操作を実行できますが、Windows® システムでは FILE_FLAG_OVERLAPPED フラグの付いたファイルでのみ AIO 操作を実行することができます。

次のインテルの非同期 I/O ライブラリー関数はすべて POSIX* AIO 関数に基づいています。これらの関数は、aio.h ファイルで定義されています。