インテル® C++ コンパイラー 17.0 デベロッパー・ガイドおよびリファレンス

map-opts、Qmap-opts

1 つ以上のコンパイラー・オプションを異なるオペレーティング・システムで同等なオプションにマップします。

構文

Linux*:

-map-opts

OS X*:

なし

Windows®:

/Qmap-opts

引数

なし

デフォルト

オフ

プラットフォーム間のマッピングは行われません。

説明

このオプションは、1 つ以上のコンパイラー・オプションを異なるオペレーティング・システムで同等なオプションにマップします。結果は stdout に出力されます。

Windows® システムでは、指定したオプションは Windows® オプションであると推定されるため、stdout に出力されるオプションは Linux* の同等オプションになります。

Linux* システムでは、指定したオプションは Linux* オプションであると推定されるため、stdout に出力されるオプションは Windows® の同等オプションになります。

このツールは、コンパイラーのコマンドラインから起動するか、直接使用します。

オプション・マッピング・ツールが使用されている間はコンパイルは実行されません。

このオプションは、両方のコンパイラーを使用しており、スクリプトや makefile を変換する場合に役立ちます。

コンパイラー・オプションは、使用しているアーキテクチャーの対応するオプションにマップされます。例えば、IA-32 アーキテクチャー・ベースのプロセッサーを使用している場合、IA-32 アーキテクチャー・ベースのプロセッサーで利用可能な同等のオプションのみ表示されます。

IDE オプション

なし

代替オプション

なし

次のコマンドラインは、オプション・マッピング・ツールを起動して Linux* オプションを Windows® オプションにマップします。結果は stdout に出力されます。

icc -map-opts -xP -O2

次のコマンドラインは、オプション・マッピング・ツールを起動して Windows® オプションを Linux* オプションにマップします。結果は stdout に出力されます。

icl /Qmap-opts /QxP /O2

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