インテル® C++ コンパイラー 17.0 デベロッパー・ガイドおよびリファレンス
最適化レポートは、ベクトル化や最適化の問題に対処するのに役立ちます。
ソリューションやプロジェクトのビルド時にコンパイラーによって最適化診断メッセージが生成されると、次のウィンドウで最適化レポートを確認できます。
[Compiler Optimization Report (コンパイラーによる最適化レポート)] ウィンドウ - ループごとにグループ化するか、一覧表示できます。
[Compiler Inline Report (コンパイラーによるインライン展開レポート)] ウィンドウ
ソースエディターに表示される最適化メモ
最適化レポートを表示するには、次の操作を行います。
プロジェクトのプロパティー・ページで、[構成プロパティ] > [C/C++] > [Diagnostics [Intel C++] (診断 [インテル® C++])] を選択します。
次のいずれかのオプションにデフォルト以外の値を設定します。
[Vectorizer Diagnostics Level (ベクトル化診断レベル)]
[Optimization Diagnostics Level (最適化診断レベル)]
[Optimization Diagnostics Phase (最適化診断フェーズ)]
[Optimization Diagnostics Routine (最適化診断ルーチン)]
プロジェクトをビルドして、最適化レポートを生成します。
コンパイラーにより最適化診断が生成されると、[Compiler Optimization Report (コンパイラーによる最適化レポート)] ウィンドウと [Compiler Inline Report (コンパイラーによるインライン展開レポート)] ウィンドウが開き、ソースエディターに最適化レポートのアノテーションが表示されます。
[Optimization Reports (最適化レポート)] ダイアログボックスで、最適化レポートの表示を設定できます。 このダイアログボックスを表示するには、[ツール] > [オプション] > [Intel Compilers and Tools (インテル® コンパイラーおよびツール)] > [Optimization Reports (最適化レポート)] を選択します。