インテル® C++ コンパイラー 17.0 デベロッパー・ガイドおよびリファレンス

概要: 共有仮想メモリーの使用

このトピックは、インテル® メニー・インテグレーテッド・コア (インテル® MIC) アーキテクチャーにのみ適用されます。

このプログラミング・モデルは、CPU とコプロセッサー間のデータ交換が、単純な memcpy を使用して変数から別の変数にコピーできるスカラー、配列、構造体よりも複雑な場合に適しています。 CPU とコプロセッサー間で交換されるデータは複雑でもかまいません。ポインター、および構造体とポインターの任意の組み合わせを使用できます。

このモデルでは、交換されるデータのデータ構造の複雑さに制限はありません。ただし、オフロードの時点で、_Cilk_shared で宣言されているか、または _Offload_shared_malloc()_Offload_shared_aligned_malloc() を使用して割り当てられ、データが共有メモリー領域にすでに存在している必要があります。

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