インテル® C++ コンパイラー 17.0 デベロッパー・ガイドおよびリファレンス

qopt-multi-version-aggressive、Qopt-multi-version-aggressive

ポインター・エイリアシングとスカラー置換のチェックに強力なマルチバージョニングを使用するようにコンパイラーに指示します。 -qopt-multi-version-aggressive は、古いオプション -opt-multi-version-aggressive の後継オプションです。

構文

Linux* および OS X*:

-qopt-multi-version-aggressive

-qno-opt-multi-version-aggressive

Windows®:

/Qopt-multi-version-aggressive

/Qopt-multi-version-aggressive-

引数

なし

デフォルト

-qno-opt-multi-version-aggressive

または /Qopt-multi-version-aggressive-

コンパイラーは、ポインターのエイリアスとスカラー置換の確認にデフォルトのヒューリスティックを使用します。

説明

このオプションは、ポインターのエイリアスとスカラー置換の確認に強力なマルチバージョンを使用するようにコンパイラーに指示します。 このオプションは、パフォーマンスを向上させます。

パフォーマンスは、/arch/Qx (Windows®) または -march-x (Linux* および OS X*) などの特定のオプションによる影響を受けます。

IDE オプション

なし

代替オプション

なし