インテル® C++ コンパイラー 17.0 デベロッパー・ガイドおよびリファレンス

_mm512_extpackstorelo_ps/_mm512_mask_extpackstorelo_ps

float32 ベクトルのマスクがセットされている要素を、アライメントされていない float32 ストリームにパックして逆方向変換し、メモリーの 64 バイトでアライメントされた下位の部分にマップするストリームの部分をストアします。対応する命令は VPACKSTORELPS です。 この組込み関数は、インテル® メニー・インテグレーテッド・コア (インテル® MIC) アーキテクチャーにのみ適用されます。

構文

マスクなし

extern void __cdecl _mm512_extpackstorelo_epi32(void* mt, __m512i v1, _MM_DOWNCONV_EPI32_ENUM conv, int hint);

マスク付き

extern void __cdecl _mm512_mask_extpackstorelo_epi32(void* mt, __mmask16 k1, __m512i v1, _MM_DOWNCONV_EPI32_ENUM conv, int hint);

引数

v1

ストアする要素を含むソースベクトル

conv

逆方向変換の種類。次のいずれかになります。

  • _MM_DOWNCONV_PS_NONE - 変換なし
  • _MM_DOWNCONV_PS_FLOAT16 - float32 => float16
  • _MM_DOWNCONV_PS_UINT8 - float32 => uint8
  • _MM_DOWNCONV_PS_SINT8 - float32 => sint8
  • _MM_DOWNCONV_PS_UINT16 - float32 => uint16
  • _MM_DOWNCONV_PS_SINT16 - float32 => sint16

k1

ストリームに追加する要素を選択するベクトルマスク

mt

ベクトル要素をストアするメモリー位置

hint

プロセッサーにデータが非テンポラルでないことを示すヒント。0 または 1 を使用できます。それぞれの値の意味は次のとおりです。

  • _MM_HINT_NONE = 0
  • _MM_HINT_NT = 1 (ストアは非テンポラル)

説明

float32 ベクトル v1 のマスクがセットされている要素を、要素がアライメントされたアドレス mt で始まる、論理的にマップされた float32 ストリームにパックして逆方向変換し、ストリームの下位 64 バイトの要素 (mt 以降の 64 バイトでアライメントされた最初のアドレスの前でマップするストリームの要素、現在の実装では下位のキャッシュライン) を格納します。 ストリームの長さはセットされているマスクの数に依存します。マスクがセットされていない要素はストリームに追加されません。

マスク引数 k1 は、この関数では書き込みマスクとして使用されません。 代わりに、マスクは、ストリームに追加する要素を選択する要素セレクターとして使用されます。

戻り値

なし。

親トピック: ストア組込み関数