インテル® C++ コンパイラー 17.0 デベロッパー・ガイドおよびリファレンス

save-temps、Qsave-temps

コンパイル時に作成される中間ファイルを保存するようにコンパイラーに指示します。

構文

Linux* および OS X*:

-save-temps

-no-save-temps

Windows®:

/Qsave-temps

/Qsave-temps-

引数

なし

デフォルト

Linux* および OS X*: -no-save-temps

Windows®: .obj ファイルが保存される

Linux* および OS X* システムでは、コンパイラーは、コンパイル終了後に中間ファイルを削除します。 Windows® システムでは、コンパイラーは、コンパイル終了後に中間オブジェクト・ファイルのみ保存します。

説明

このオプションは、コンパイル時に作成される中間ファイルを保存するようにコンパイラーに指示します。 ファイルは現在の作業ディレクトリーに保存され、ソースファイルの名前に基づいて名前が付けられます。

[Q]save-temps オプションを指定する場合:

Linux* または OS X* システムで -no-save-temps を指定する場合:

Windows® システムで /Qsave-temps- を指定する場合:

このオプションは、コンパイル時に通常作成される中間ファイルのみ保存します。

IDE オプション

なし

代替オプション

なし

Linux* または OS X* システムで -save-temps オプションと -use-asm オプションを指定して my_foo.c というプログラムをコンパイルすると、my_foo.omy_foo.s というファイルが生成されます。

Windows® システムで /Qsave-temps オプションと /Quse-asm オプションを指定して my_foo.c というプログラムをコンパイルすると、my_foo.omy_foo.asm というファイルが生成されます。