インテル® C++ コンパイラー 17.0 デベロッパー・ガイドおよびリファレンス
このセクションでは、Microsoft® Visual C++® コンパイラーからインテル® C++ コンパイラー Windows® 版にアプリケーションを移植する際の基本的なアプローチを説明します。
Windows® コマンドラインからアプリケーションをビルドする場合、makefile を変更し、Microsoft® コンパイラーの代わりにインテル® コンパイラーを起動するだけで、Microsoft® Visual C++® コンパイラーからインテル® C++ コンパイラーへアプリケーションを移植できます。
インテル® C++ コンパイラーの Microsoft® Visual Studio® への統合では、インテル® C++ コンパイラーへの変換パスが提供されるため、Visual C++® プロジェクトをインテル® C++ コンパイラーでビルドできます。 このバージョンのインテル® C++ コンパイラーでは以下がサポートされています。
Microsoft® Visual Studio® 2015
Microsoft® Visual Studio® 2013
Microsoft® Visual Studio® 2012
インテル® C++ コンパイラーを Microsoft® Visual Studio® で使用する方法の詳細は、このドキュメントの該当するセクションを参照してください。
インテル® C++ コンパイラーでは、Microsoft® 製品で提供しているようなコンパイラー・オプション、マクロ、環境変数を多くサポートしています。
あるコンパイラーから別のコンパイラーへアプリケーションを移植する場合の課題の 1 つは、アプリケーションのビルドに使用するコンパイラー・オプションがサポートされているかどうかを確認することです。 インテル® C++ コンパイラーと Microsoft® Visual C++® コンパイラーの両方でサポートされているコンパイラー・オプションについては、「コンパイラー・オプション」に説明があります。