インテル® C++ コンパイラー 17.0 デベロッパー・ガイドおよびリファレンス
特定のコードを解析して、最適化を向上させるためのアドバイスを生成するようにコンパイラーに指示します。
Linux* および OS X*: | -guide-opts=string |
Windows®: | /Qguide-opts:string |
string |
解析するコードを示すテキストです。引用符で文字列を囲みます。 次の 1 つまたは複数の形式を指定できます。
文字列で上記の複数の形式を指定する場合は、各形式の間にセミコロンを付ける必要があります。 文字列に複数の range を指定した場合は、それぞれの range の間にカンマを付ける必要があります。 上記の形式の各引数の後にオプションの空白を指定できます。また、文字列の各フォームの後にも指定できます。
|
オフ |
最適化を向上する方法についてのアドバイスは提供されません。 ただし、[Q]guide オプションを指定した場合、コンパイラーはアプリケーションにあるすべてのコードについて解析し、アドバイスを生成します。 |
このオプションは、特定のコードを解析して、最適化を向上させるためのアドバイスを生成するようにコンパイラーに指示します。
このオプションは、次の 1 つまたは複数のオプションを指定しない限り、無視されます:
[Q]guide
[Q]guide-vec
[Q]guide-data-trans
[Q]guide-par
[Q]guide-opts オプションが指定された場合、入力ファイルのどの部分が解析中であるかを含むメッセージが出力されます。 ルーチンを解析する場合は、完全なルーチン名が生成されたメッセージに表示されます。
インライン展開が関与する場合は、呼び出し先の行番号を指定します。生成されたメッセージでも呼び出し先の行番号が使用されます。
Visual Studio®: [Diagnostics (診断)] > [Guided Auto Parallelism Code Selection Options (ガイド付き自動並列化のコード選択オプション)]
Eclipse*: [Compilation Diagnostics (コンパイル診断)] > [Guided Auto Parallelism Code Selection (ガイド付き自動並列化のコード選択オプション)]
Xcode*: [Diagnostics (診断)] > [Guided Auto Parallelism Code Selection (ガイド付き自動並列化のコード選択)]
なし
次の例について考えてみます。
Linux*: -guide-opts="v.c, 1-10; v2.c, 1-40, 50-90, 100-200; v5.c, 300-400; x.c, 'funca(int)', 22-44, 55-77, 88-99; y.c, 'funcb'"
Windows®: /Qguide-opts:"v.c, 1-10; v2.c, 1-40, 50-90, 100-200; v5.c, 300-400; x.c, 'funca(int)', 22-44, 55-77, 88-99; y.c, 'funcb'"
上記のコマンドにより、以下が解析されます。
file v.c, line numbers 1 to 10 |
file v2.c, line numbers 1 to 40, 50 to 90, and 100 to 200 |
file v5.c, line numbers 300 to 400 |
file x.c, routine funca with parameter (int), line numbers 22 to 44, 55 to 77, and 88 to 99 |
file y.c, routine funcb |