インテル® C++ コンパイラー 17.0 デベロッパー・ガイドおよびリファレンス

プロパティ ページの使用

インテル® C++ コンパイラーと Visual Studio® を統合すると、[プロパティ ページ] でインテル固有のコンパイラー・オプションと一般的なコンパイラー・オプションの両方を使用できます。

Visual Studio® でコンパイラー・オプションを設定するには、次の操作を行います。

  1. [ソリューション エクスプローラー] でプロジェクトまたはソースファイルを右クリックします。
  2. ポップアップ・メニューから [プロパティ] を選択します。
  3. [プロパティ ページ] ダイアログで、[C/C++] セクションを展開して、コンパイラー・オプションのカテゴリーを表示します。
  4. カテゴリーを選択してから、右のペインでコンパイラー・オプションを変更します。一部のカテゴリーには、インテル固有のプロパティーが含まれています。これらのカテゴリーには、[Intel C++ (インテル® C++)] とマーク付きで表示されます。たとえば、[Code Generation (コード生成)][Code Generation [Intel C++] (コード生成 [インテル® C++])] カテゴリーがあります。後者には、インテル® C++ コンパイラー固有のプロパティーが含まれます。
  5. [OK] をクリックして、オプションの選択を完了します。

オプションの選択後、インテル® C++ コンパイラーを使用してプロジェクトをビルドすると、選択したオプションがコンパイル時に使用されます。

状況依存ヘルプ

インテル® C++ コンパイラーと Visual Studio® を統合すると、状況依存ヘルプも追加されます。例えば、[Code Generation (コード生成)] > [Floating Point Model (浮動小数点モデル)] を選択した後に F1 キーを押すと、/fp オプションのヘルプトピックが表示されます。

[プロパティ ページ] ダイアログのほとんどのコンパイラー・オプションに、状況依存ヘルプ (F1) が用意されています。