インテル® C++ コンパイラー 17.0 デベロッパー・ガイドおよびリファレンス
float32 ベクトルの平方根の逆数を計算します。対応する命令は VRSQRT23PS です。 この組込み関数は、インテル® メニー・インテグレーテッド・コア (インテル® MIC) アーキテクチャーにのみ適用されます。
マスクなし extern __m512 __cdecl _mm512_rsqrt23_ps(__m512 v2); |
マスク付き extern __m512 __cdecl _mm512_mask_rsqrt23_ps(__m512 v1_old, __mmask16 k1, __m512 v2); |
v2 |
演算に使用する float32 ベクトル |
v1_old |
デスティネーション・ベクトルの古い値を保持するソースベクトル。マスクビットが 0 にセットされている場合は、v1_old の対応する要素が結果ベクトルにコピーされます。 |
k1 |
書き込みマスク。k1 マスクの対応するビットが '1' にセットされているソースベクトルの要素のみ計算され、結果に格納されます。k1 の対応するビットが 0 にセットされている結果ベクトルの要素は、ベクトル v1_old の要素からコピーされます。 |
float32 ベクトル v2 の平方根の逆数を 0.775 ULP (Unit of Least Precision) 精度で計算します。
マスク付きにはさらに引数 k1 があります。 ベクトルマスク k1 の対応するビットがセットされているソースレジスターの要素のみ計算に使用されます。
演算の結果。