インテル® C++ コンパイラー 17.0 デベロッパー・ガイドおよびリファレンス

インテル® C++ コンパイラーでのベース・プラットフォーム・ツールセットの指定

デフォルトでは、プロジェクトでインテル® C++ コンパイラーを使用する場合、プラットフォーム・ツールセット・プロパティーは、インテル® コンパイラーと使用する Visual Studio® バージョン固有のツールセットのビルド環境 (パス、ライブラリー、インクルード・ファイルなど) に設定されています。

プロジェクトの [全般] プロパティーにある [Base Platform Toolset (ベース・プラットフォーム・ツールセット)] で、インストールされているインテル以外のプラットフォーム・ツールセットをベースに指定することもできます。

例えば、Visual Studio® 2015 で [プラットフォーム・ツールセット] プロパティーをインテル® C++ コンパイラーに設定すると、プラットフォーム・ツールセットは Visual Studio® 2015 環境を使用します。 代わりに、Visual Studio® 2013 環境とインテル® C++ コンパイラーを使用する場合は、[Base Platform Toolset (ベース・プラットフォーム・ツールセット)] プロパティーを v120 に設定します。

このドロップダウンには、インストールされているインテル以外のすべてのツールセットが表示されます。

[Base Platform Toolset (ベース・プラットフォーム・ツールセット)] を設定するには、次の操作を行います。

オプションの選択後、インテル® C++ コンパイラーを使用してプロジェクトをビルドすると、選択したオプションがビルド環境に使用されます。