インテル® C++ コンパイラー 17.0 デベロッパー・ガイドおよびリファレンス
命令マスクを使用して float64 ベクトルをブレンド (混合) します。対応する命令は VBLENDMPD です。 この組込み関数は、インテル® メニー・インテグレーテッド・コア (インテル® MIC) アーキテクチャーにのみ適用されます。
extern __m512d __cdecl _mm512_mask_blend_pd(__mmask8 k1, __m512d v2, __m512d v3); |
v2 |
混合操作に使用する float64 ベクトル |
v3 |
混合操作に使用する float64 ベクトル |
k1 |
混合操作に使用する命令マスク |
セレクターとしてマスク k1 を使用し、float64 ベクトル v2 と v3 の要素単位のブレンド (混合) を行います。結果は float64 ベクトル v2 に書き込まれます。
k1 マスクは、この関数では書き込みマスクとして使用されません。代わりに、k1 マスクは要素セレクターとして使用されます。対応するマスクビットの値 (ソースベクトル v2 の場合は '0'、ソースベクトル v3 の場合は '0') に応じて、デスティネーションの各要素がベクトル v2 または v3 から条件付きで選択されます
混合操作の結果。