インテル® C++ コンパイラー 17.0 デベロッパー・ガイドおよびリファレンス
アプリケーションで使用するコアあたりのスレッド数をコンパイラーに知らせます。このオプションは、インテル® MIC アーキテクチャーにのみ適用されます。-qopt-threads-per-core は、古いオプション -opt-threads-per-core の後継オプションです。
インテル® MIC アーキテクチャーをターゲットとするインテル® 64 アーキテクチャーでのみ利用できます。
Linux*: | -qopt-threads-per-core=n |
OS X*: | なし |
Windows®: | /Qopt-threads-per-core:n |
n |
コンパイラーが想定すべきアプリケーションの実行で使用されるコアあたりのハードウェア・スレッド数。設定可能な値は、1、2、4、または 4 です。 |
4 |
コアあたり 4 つのハードウェア・スレッドがアプリケーションで使用されます。 |
このオプションは、アプリケーションで使用するコアあたりのスレッド数をコンパイラーに知らせます。 これにより、コンパイラーは、より多くのコードの最適化 (命令スケジュールなど) を行うことができます。
n の値は、アプリケーションの実行時に各コアで使用されるスレッド数に基づいて設定すべきです。 例えば、OpenMP* API でアプリケーションを並列化した場合、n の値は、インテル® Xeon Phi™ コプロセッサー上でアプリケーション・コードを実行するときの OpenMP* API アフィニティー設定のコアあたりのスレッド数と同じにします。
このオプションは、ランタイムに変更されるコアあたりのスレッド数には影響しません。
このオプションを指定してコンパイルされたコードは、(ハードウェアがサポートしている) 任意の数のコアあたりのスレッド数で適切に動作します。
なし