インテル® C++ コンパイラー 17.0 デベロッパー・ガイドおよびリファレンス

Qms

Microsoft® 互換性問題をエミュレートするようにコンパイラーに指示します。

構文

Linux* および OS X*:

なし

Windows®:

/Qmsn

引数

n

設定可能な値は以下のとおりです。

0

いくつかの Microsoft® 互換性問題を無効にするようにコンパイラーに指示します。最小数の Microsoft® のバグをエミュレートします。

1

ほとんどの Microsoft® 互換性問題を有効にするようにコンパイラーに指示します。/Qms0 より多くの Microsoft® のバグをエミュレートします。

2

Microsoft® と互換性のあるコードを生成するようにコンパイラーに指示します。最大数の Microsoft® のバグをエミュレートします。

デフォルト

/Qms1

コンパイラーは、ほとんどの Microsoft® のバグをエミュレートします。

説明

このオプションは、Microsoft® 互換性問題をエミュレートするようにコンパイラーに指示します。

注意

/Qms0 を使用する場合、このオプションにより無効にされる互換性問題がある Microsoft® ヘッダーを使用しているプログラムは、コンパイルされないことがあります。コンパイルに失敗した場合は、/Qms1 を使用してください。

IDE オプション

なし

代替オプション

なし