インテル® Fortran コンパイラー 17.0 デベロッパー・ガイドおよびリファレンス
本ドキュメントの情報は、特別に明記されていない限り、サポートするすべてのオペレーティング・システムおよびアーキテクチャーに適用されます。
本書では、次の表記規則を使用しています。
THIS TYPE |
命令文、データ型、ディレクティブ、および他の言語キーワードを示します。 命令文キーワードの例として、WRITE、INTEGER、DO、OPEN などがあります。 |
this type |
コマンドラインまたはオプション引数、新しい用語、強調する内容を示します。 多くの新しい用語は用語集に定義されています。 |
This type |
コードの例を示します。 |
This type |
入力する文字を表します。 |
[This type] |
メニュー名、メニュー項目、ボタン名、ダイアログウィンドウ名、およびその他のユーザー・インターフェイス項目を大括弧 ([ ]) で表記します。 |
[ファイル] > [開く] |
メニュー名およびメニュー項目の間に大なり記号 (>) が使用されていると、それらのメニューを順番に実行することを示しています。 例えば、「[ファイル] > [開く] をクリックします」の場合、[ファイル] メニュー内の [開く] をクリックし、この動作を実行します。 |
{value | value} |
選択できる項目または値を表します。通常、これらの括弧の値のいずれかを選択します。 |
[item] |
オプションの項目を示します。また、コード例で配列を示す場合にも使用されます。 |
item [, item ]... |
省略記号 (3 個のドット) の前の項目が繰り返されていることを示します。 コード例では、横方向の省略記号は、一部の文が省略されていることを意味することもあります。 |
インテル® Fortran |
インテル® Fortran コンパイラーでサポートされている共通コンパイラー言語の名称を示します。 |
Windows® Windows® オペレーティング・システム |
サポートするすべての Microsoft® Windows® オペレーティング・システムを指します。 |
Linux* Linux* オペレーティング・システム |
サポートするすべての Linux* オペレーティング・システムを指します。 |
OS X* OS X* オペレーティング・システム |
サポートするすべての OS X* オペレーティング・システムを指します。 |
Microsoft® Visual Studio® |
用語や名称に付いているアスタリスク (*) は、他社の製品登録商標を示します。 |
コンパイラー・オプション |
コンパイラーでアプリケーションのコンパイルに使用できる Windows® オプション、Linux* オプション、OS X* オプションを指します。 このドキュメントでは、次の表記規則に従ってコンパイラー・オプション名を略しています。
似ていないコンパイラー・オプションはフルネームで表示されます。 |
コンパイラー・オプションの表記規則 | |
/option または |
オプション名の前に付いているスラッシュ (/) は、そのオプションが Windows® で使用できることを意味します。
オプション名の前に付いているダッシュ (-) は、そのオプションが Linux* および OS X* システムで使用できることを意味します。
例: |
/option:argument または |
オプションに引数が必要なことを示します。
例えば、次のオプションでは引数を指定する必要があります。Windows® オプション: /Qdiag-error-limit:n |
/option:keyword または |
オプションに、keyword 値を 1 つ指定する必要があることを示します。 |
/option[:keyword ] または |
オプションをそのまま使用するか、または keyword 値を指定できることを示します。 |
option[n] または option[:n] または option[=n] |
[ ] 内の値にさまざまな値を指定するか、または省略することができます。例えば、/Qfnalign[:n] オプションまたは -falign-functions[=n] オプションの場合、n に 0 以上の値を指定するか、または n を省略することができます。 |
option[-] |
オプションの最後に "-" が付いている場合、オプションは無効になります。例えば、/Qglobal_hoist- は、Windows® オプションの /Qglobal_hoist を無効にします。 |
[no]option または |
オプションの前に "no" または "no-" が付いている場合、オプションは無効になります。
例: |
「Language Reference」(英語) の表記規則 | |
This color |
他のコンパイラーでは実装されていたり、いなかったりするインテルの拡張機能 (非標準の機能) です。 Fortran 2008 規格や OpenMP* 4.1 API の機能は黒字で示されます。 |
Fortran |
以前サポートされていた Fortran 標準、Fortran 2008、インテル® Fortran コンパイラーに共通する言語情報を指します。 |
標準の Fortran |
ANSI/ISO Fortran 95、ANSI/ISO Fortran 90、インテル® Fortran に共通する言語情報を指します。 |
Fortran 95 |
ANSI/ISO Fortran 95 固有の言語機能を指します。 |
Fortran 2003 |
ANSI/ISO Fortran 2003 固有の言語機能を指します。 |
Fortran 2008 |
ISO/IEC 1539-1:2010 (Fortran 2008) 固有の言語機能を指します。 |
integer |
グループとして INTEGER(KIND=1)、INTEGER(KIND=2)、INTEGER (INTEGER(KIND=4))、INTEGER(KIND=8) データ型を指します。 |
real |
グループとして REAL (REAL(KIND=4))、DOUBLE PRECISION (REAL(KIND=8))、REAL(KIND=16) データ型を指します。 |
REAL |
REAL として宣言された、デフォルトのオブジェクト・データ型を指します。 REAL は、コンパイラー・オプションが指定されない限り、REAL(KIND=4) と同等です。 |
complex |
グループとして COMPLEX (COMPLEX(KIND=4))、DOUBLE COMPLEX (COMPLEX(KIND=8))、COMPLEX(KIND=16) データ型を指します。 |
logical |
グループとして LOGICAL(KIND=1)、LOGICAL(KIND=2)、LOGICAL (LOGICAL(KIND=4))、LOGICAL(KIND=8) データ型を指します。 |
< Tab> |
タブを示します。 |
^ |
空白を示します。 |
プラットフォームとは、製品 (この場合、コンピューター言語) を使用するための各環境を提供するオペレーティング・システムとプロセッサーの組み合わせです。 プラットフォームの例として、IA-32 アーキテクチャーを使用するプロセッサー上の Microsoft® Windows® があります。
このドキュメントの内容は、特別に記載のない限り、サポートするすべのプラットフォームを指します。
これらのラベルは、特別なプラットフォームを指すために使用されます。
L*X |
IA-32 アーキテクチャーおよびインテル® 64 アーキテクチャーを使用するプロセッサー上の Linux* を示します。 |
M*X |
IA-32 アーキテクチャーおよびインテル® 64 アーキテクチャーを使用するプロセッサー上の OS X* を示します。 |
W*S |
IA-32 アーキテクチャーおよびインテル® 64 アーキテクチャーを使用するプロセッサー上の Microsoft® Windows® を示します。 |
i32 |
IA-32 アーキテクチャー上の 32 ビット・オペレーティング・システムを示します。 |
i64em |
インテル® 64 アーキテクチャーおよびインテル® メニー・インテグレーテッド・コア (インテル® MIC) アーキテクチャー上の 32 ビット・オペレーティング・システムを示します。 |
i64em_mic |
インテル® メニー・インテグレーテッド・コア (インテル® MIC) アーキテクチャーをターゲットとするインテル® 64 アーキテクチャー上の 32 ビット・オペレーティング・システムを示します。 |