インテル® Fortran コンパイラー 17.0 デベロッパー・ガイドおよびリファレンス
インテル® Xeon Phi™ コプロセッサー x100 製品ファミリー (開発コード名 Knights Corner) をターゲットとするインテル® 64 アーキテクチャーでネイティブに実行するアプリケーションをビルドします。
インテル® Xeon Phi™ コプロセッサー x100 製品ファミリー (開発コード名 Knights Corner) をターゲットとするインテル® 64 アーキテクチャーでのみ利用できます。
Linux*: | -mmic |
OS X*: | なし |
Windows®: | /Qmic |
なし
オフ |
コンパイラーは、ヘテロジニアス・アプリケーションをビルドします。インテル® Xeon Phi™ コプロセッサー x100 製品ファミリー (開発コード名 Knights Corner) をターゲットとするインテル® 64 アーキテクチャーでネイティブに実行するアプリケーションをビルドするには、このオプションを指定する必要があります。 |
このオプションは、クロスコンパイラーを有効にして、インテル® MIC アーキテクチャーでネイティブに実行するアプリケーションをビルドします。 コマンドラインでのみ利用できます。
このオプションを使用すると、コンパイラーはマクロ __MIC__ を定義します。
Windows® オプション /Qmic を指定する場合、コマンドラインのほかのオプションは Linux* 形式で指定する必要があります。 これは、ほかのオプションはすべてインテル® Xeon Phi™ コプロセッサー x100 製品ファミリー (開発コード名 Knights Corner) をターゲットとするインテル® 64 アーキテクチャー用のネイティブ・コンパイラー (Windows® によりホストされた Linux* コンパイラー) に直接渡されるためです。
なし
次のオプションは、オブジェクト・ファイル a.out を生成します。このファイルは、インテル® Xeon Phi™ コプロセッサー x100 製品ファミリー (開発コード名 Knights Corner) をターゲットとするインテル® 64 アーキテクチャーでのみ実行できます。
ifort -mmic hello.f90
次に、/Qmic オプションを使用する場合、ほかのオプションを Linux* 形式で指定する例を示します。
ifort /Qmic -qopt-report=3 -c example.F90
Windows® で、インテル® Xeon Phi™ コプロセッサー x100 製品ファミリー (開発コード名 Knights Corner) をターゲットとするインテル® 64 アーキテクチャー向けのアプリケーションをデバッグする場合は、次のオプションを使用すべきです。
ifort /Qmic -g