インテル® C++ コンパイラー 18.0 デベロッパー・ガイドおよびリファレンス

対数演算の組込み関数

インテル® アドバンスト・ベクトル・エクステンション 512 (インテル® AVX-512) 組込み関数のプロトタイプは、zmmintrin.h ヘッダーファイルで定義されていますが、実際にヘッダーをコードにインクルードする場合は、immintrin.h を使用します。


組込み関数名

演算

対応するインテル® AVX-512 命令

_mm512_log10_pd_mm512_mask_log10_pd

基数 10 の対数を計算します。

なし

_mm512_log10_ps_mm512_mask_log10_ps

基数 10 の対数を計算します。

なし

_mm512_log1p_pd_mm512_mask_log1p_pd

自然対数を計算します。

なし

_mm512_log1p_ps_mm512_mask_log1p_ps

符号付き指数を計算します。

なし

_mm512_log2_pd_mm512_mask_log2_pd

基数 2 の対数を計算します。

なし

_mm512_log_pd_mm512_mask_log_pd

自然対数を計算します。

なし

_mm512_log_ps_mm512_mask_log_ps

自然対数を計算します。

なし

_mm512_logb_pd_mm512_mask_logb_pd

符号付き指数を計算します。

なし

_mm512_logb_ps_mm512_mask_logb_ps

符号付き指数を計算します。

なし


変数 定義
k

セレクターとして使用されるゼロマスク

k

セレクターとして使用される書き込みマスク

a

1 つ目のソースベクトルの要素

b

2 つ目のソースベクトルの要素

c

3 つ目のソースベクトルの要素

src

ソース要素


_mm512_log10_pd

extern __m512d __cdecl _mm512_log10_pd(__m512d a);

ベクトル a の要素の基数 10 の対数を計算します。



_mm512_mask_log10_pd

extern __m512d __cdecl _mm512_mask_log10_pd(__m512d src, __mmask8 k, __m512d a);

ベクトル a の要素の基数 10 の対数を計算します。



_mm512_log10_ps

extern __m512 __cdecl _mm512_log10_ps(__m512 a);

ベクトル a の要素の基数 10 の対数を計算します。



_mm512_mask_log10_ps

extern __m512 __cdecl _mm512_mask_log10_ps(__m512 src, __mmask16 k, __m512 a);

ベクトル a の要素の基数 10 の対数を計算します。



_mm512_log1p_pd

extern __m512d __cdecl _mm512_log1p_pd(__m512d a);

ベクトル a の要素の自然対数を計算します。次のように定義されます: ln (v1 + 1)



_mm512_mask_log1p_pd

extern __m512d __cdecl _mm512_mask_log1p_pd(__m512d src, __mmask8 k, __m512d a);

ベクトル a の要素の自然対数を計算します。次のように定義されます: ln (v1 + 1)



_mm512_log1p_ps

extern __m512 __cdecl _mm512_log1p_ps(__m512 a);

ベクトル a の要素の自然対数を計算します。次のように定義されます: ln (v1 + 1)



_mm512_mask_log1p_ps

extern __m512 __cdecl _mm512_mask_log1p_ps(__m512 src, __mmask16 k, __m512 a);

ベクトル a の要素の自然対数を計算します。次のように定義されます: ln (v1 + 1)



_mm512_log2_pd

extern __m512d __cdecl _mm512_log2_pd(__m512d a);

ベクトル a の要素の基数 2 の対数を計算します。



_mm512_mask_log2_pd

extern __m512d __cdecl _mm512_mask_log2_pd(__m512d src, __mmask8 k, __m512d a);

ベクトル a の要素の基数 2 の対数を計算します。



_mm512_log_pd

extern __m512d __cdecl _mm512_log_pd(__m512d a);

ベクトル a の要素の自然対数 (基数 e) を計算します。



_mm512_mask_log_pd

extern __m512d __cdecl _mm512_mask_log_pd(__m512d src, __mmask8 k, __m512d a);

ベクトル a の要素の自然対数 (基数 e) を計算します。



_mm512_log_ps

extern __m512 __cdecl _mm512_log_ps(__m512 a);

ベクトル a の要素の自然対数 (基数 e) を計算します。



_mm512_mask_log_ps

extern __m512 __cdecl _mm512_mask_log_ps(__m512 src, __mmask16 k, __m512 a);

ベクトル a の要素の自然対数 (基数 e) を計算します。



_mm512_logb_pd

extern __m512d __cdecl _mm512_logb_pd(__m512d a);

ベクトル a の要素の符号付き指数を計算します。



_mm512_mask_logb_pd

extern __m512d __cdecl _mm512_mask_logb_pd(__m512d src, __mmask8 k, __m512d a);

ベクトル a の要素の符号付き指数を計算します。



_mm512_logb_ps

extern __m512 __cdecl _mm512_logb_ps(__m512 a);

ベクトル a の要素の符号付き指数を計算します。



_mm512_mask_logb_ps

extern __m512 __cdecl _mm512_mask_logb_ps(__m512 src, __mmask16 k, __m512 a);

ベクトル a の要素の符号付き指数を計算します。