インテル® C++ コンパイラー 18.0 デベロッパー・ガイドおよびリファレンス
符号付き整数ベクトルのビット単位の AND NOT (否定論理積) 演算を行います。対応するインテル® AVX2 命令は VPANDN です。
extern __m256i _mm256_andnot_si256(__m256i s1, __m256i s2); |
s1 |
演算に使用する符号付き整数ベクトル |
s2 |
演算に使用する符号付き整数ベクトル |
ソースベクトル s1 のビット単位の NOT (論理否定) を行い、その結果とソースベクトル s2 のビット単位の AND (論理積) を行って、結果をデスティネーション・ベクトルに格納します。1 つ目のソースベクトルの対応するビットが 0 で 2 つ目のソースベクトルの対応するビットが 1 の場合、結果のビットは 1 に設定されます。そうでない場合は 0 に設定されます。
ビット単位の AND NOT (否定論理積) 演算の結果。