インテル® C++ コンパイラー 18.0 デベロッパー・ガイドおよびリファレンス

simd-function-pointers、Qsimd-function-pointers

SIMD 対応関数へのポインターを有効/無効にします。

構文

Linux* および macOS*:

-simd-function-pointers

-no-simd-function-pointers

Windows*:

/Qsimd-function-pointers

/Qsimd-function-pointers-

引数

なし

デフォルト

-no-simd-function-pointers
または /Qsimd-function-pointers-

SIMD 対応関数へのポインターは無効です。vector 属性は、関数宣言と関数定義にのみ追加できます。

説明

このオプションは、SIMD 対応関数へのポインターを有効/無効にします。

[Q]simd-function-pointers オプションを指定すると、関数ポインター宣言の通常の節のすべてに vector 属性を追加して、SIMD 対応 (ベクトル) 関数ポインターを定義します。vector 属性は、vector 宣言または #pragma omp declare simd で指定する必要があります。

これらのポインターは、SIMD ループや別の SIMD 対応関数から、関数の適切なベクトルバージョンを間接的に呼び出すことができます。

IDE オプション

なし

代替オプション

なし