インテル® C++ コンパイラー 18.0 デベロッパー・ガイドおよびリファレンス

パックド整数 Min/Max 組込み関数

これらのインテル® ストリーミング SIMD 拡張命令 4 (インテル® SSE4) 組込み関数は、デスティネーション・オペランドとソースオペランドにあるパックド整数を比較し、デスティネーション・オペランドにある各パックドオペランドに関して最小値と最大値を返します。これらの組込み関数のプロトタイプは、smmintrin.h ファイル内にあります。

組込み関数の構文

演算

対応するインテル® SSE4 命令

__m128i _mm_max_epi8( __m128i a, __m128i b)

符号付きパックド整数バイトの最大値を計算する

PMAXSB

__m128i _mm_max_epi32( __m128i a, __m128i b)

符号付きパックド整数ダブルワードの最大値を計算する

PMAXSD

__m128i _mm_max_epu32( __m128i a, __m128i b)

符号なしパックド整数ダブルワードの最大値を計算する

PMAXUD

__m128i _mm_max_epu16( __m128i a, __m128i b)

符号なしパックド整数ワードの最大値を計算する

PMAXUW

__m128i _mm_min_epi8( __m128i a, __m128i b)

符号付きパックド整数バイトの最小値を計算する

PMINSB

__m128i _mm_min_epi32( __m128i a, __m128i b)

符号付きパックド整数ダブルワードの最小値を計算する

PMINSD

__m128i _mm_min_epu32( __m128i a, __m128i b)

符号なしパックド整数ダブルワードの最小値を計算する

PMINUD

__m128i _mm_min_epu16( __m128i a, __m128i b)

符号なしパックド整数ワードの最小値を計算する

PMINUW