インテル® C++ コンパイラー 18.0 デベロッパー・ガイドおよびリファレンス

_mm256_mul_epi32

2 つの符号付きパックド整数ダブルワード値のベクトルの乗算を行います。対応するインテル® AVX2 命令は VPMULDQ です。

構文

extern __m256i _mm256_mul_epi32(__m256i s1, __m256i s2);

引数

s1

演算に使用する整数ソースベクトル

s2

演算に使用する整数ソースベクトル

説明

ソースベクトル s1 の符号付きパックド整数ダブルワード値に、ソースベクトル s2 の値を掛けて、結果をデスティネーション・ベクトルに格納します。

結果のクワッドワード値が大きすぎて 64 ビットでは表現できない場合 (オーバーフローが発生した場合)、結果の下位 64 ビットだけがデスティネーション・ベクトルに書き込まれます (キャリーは無視されます)。

戻り値

乗算の結果。