インテル® C++ コンパイラー 18.0 デベロッパー・ガイドおよびリファレンス
ワード/ダブルワード/クワッドワード要素に対して指定したビット数分だけ左へ論理シフトを実行します。対応するインテル® AVX2 命令は VPSLLW、VPSLLD、または VPSLLQ です。
extern __m256i _mm256_slli_epi16(__m256i s1, int count); |
extern __m256i _mm256_slli_epi32(__m256i s1, int count); |
extern __m256i _mm256_slli_epi64(__m256i s1, int count); |
s1 |
演算に使用する整数ソースベクトル |
count |
演算に使用する 8 ビットの即値 |
ソースベクトル s1 の各データ要素 (ワード/ダブルワード/クワッドワード) に対して、count で指定されているビット数分だけ左へ論理シフトを実行します。空になった下位のビットはクリア (すべて '0' に設定) されます。count の値が (使用する組込み関数に応じて) 15/31/63 よりも大きい場合、デスティネーション・ベクトルはすべて 0 に設定されます。count 引数は 8 ビットの即値です。
左シフト演算の結果。