インテル® C++ コンパイラー 18.0 デベロッパー・ガイドおよびリファレンス
long double データ型のデフォルトのサイズを変更します。
Linux* および macOS*: | なし |
Windows*: | /Qlong-double |
なし
オフ |
long double データ型のデフォルトのサイズは 64 ビットです。 |
このオプションは、long double データ型のデフォルトのサイズを 80 ビットに変更します。
ただし、このデータ型は 16 バイトでアライメントする必要があり、サイズはアライメントの倍数でなければならないため、Windows* では long double のサイズは 16 バイトになります。16 バイトの下位 10 バイト (80 ビット) にのみ、有効なデータが格納されます。
Microsoft* コンパイラーと Microsoft* により提供されるライブラリー・ルーチン (printf や long double 数学関数など) は、80 ビットの浮動小数点値をサポートしていません。そのため、このオプションを指定してビルドされたアプリケーション内でシンボルを参照する場合、またはこのオプションを指定してビルドされたライブラリーでシンボルを参照する場合のみこのオプションを使用すべきです。
なし