インテル® C++ コンパイラー 18.0 デベロッパー・ガイドおよびリファレンス
インテル® アドバンスト・ベクトル・エクステンション 512 (インテル® AVX-512) 組込み関数のプロトタイプは、zmmintrin.h ヘッダーファイルで定義されていますが、実際にヘッダーをコードにインクルードする場合は、immintrin.h を使用します。
組込み関数名 |
演算 |
対応するインテル® AVX-512 命令 |
|---|---|---|
_mm512_unpackhi_epi32、 _mm512_mask_unpackhi_epi32、 _mm512_maskz_unpackhi_epi32 |
上位のパックド int32 値をアンパックして、インターリーブします。 |
VPUNPCKHQD、 VUNPCKHQD、 UNPCKHQD |
_mm512_unpackhi_epi64、 _mm512_mask_unpackhi_epi64、 _mm512_maskz_unpackhi_epi64 |
上位のパックド int64 値をアンパックして、インターリーブします。 |
VPUNPCKHQDQ、 VUNPCKHQDQ、 UNPCKHQDQ |
_mm512_unpacklo_epi32、 _mm512_mask_unpacklo_epi32、 _mm512_maskz_unpacklo_epi32 |
下位のパックド int32 値をアンパックして、インターリーブします。 |
VPUNPCKLQD、 VUNPCKLQD、 UNPCKLQD |
_mm512_unpacklo_epi64、 _mm512_mask_unpacklo_epi64、 _mm512_maskz_unpacklo_epi64 |
下位のパックド int64 値をアンパックして、インターリーブします。 |
VPUNPCKLQDQ、 VUNPCKLQDQ、 UNPCKLQDQ |
| 変数 | 定義 |
|---|---|
| k | セレクターとして使用される書き込みマスク |
| a | 1 つ目のソースベクトルの要素 |
| b | 2 つ目のソースベクトルの要素 |
| src | 書き込みマスクの結果に応じて使用されるソース要素 |
_mm512_unpackhi_epi32
extern __m512i __cdecl _mm512_unpackhi_epi32(__m512i a, __m512i b);
a と b の各 128 ビット・レーンの上位半分から int32 をアンパックして、インターリーブし、結果を格納します。
_mm512_mask_unpackhi_epi32
extern __m512i __cdecl _mm512_mask_unpackhi_epi32(__m512i src, __mmask16 k, __m512i a, __m512i b);
a と b の各 128 ビット・レーンの上位半分から int32 をアンパックして、インターリーブし、書き込みマスク k を使用して結果を格納します (マスクの対応するビットが設定されていない場合は src の要素がコピーされます)。
_mm512_maskz_unpackhi_epi32
extern __m512i __cdecl _mm512_maskz_unpackhi_epi32(__mmask16 k, __m512i a, __m512i b);
a と b の各 128 ビット・レーンの上位半分から int32 をアンパックして、インターリーブし、ゼロマスク k を使用して結果を格納します (マスクの対応するビットが設定されていない場合は要素が 0 に設定されます)。
_mm512_unpackhi_epi64
extern __m512i __cdecl _mm512_unpackhi_epi64(__m512i a, __m512i b);
a と b の各 128 ビット・レーンの上位半分から int64 をアンパックして、インターリーブし、結果を格納します。
_mm512_mask_unpackhi_epi64
extern __m512i __cdecl _mm512_mask_unpackhi_epi64(__m512i src, __mmask8 k, __m512i a, __m512i b);
a と b の各 128 ビット・レーンの上位半分から int64 をアンパックして、インターリーブし、書き込みマスク k を使用して結果を格納します (マスクの対応するビットが設定されていない場合は src の要素がコピーされます)。
_mm512_maskz_unpackhi_epi64
extern __m512i __cdecl _mm512_maskz_unpackhi_epi64(__mmask8 k, __m512i a, __m512i b);
a と b の各 128 ビット・レーンの上位半分から int64 をアンパックして、インターリーブし、ゼロマスク k を使用して結果を格納します (マスクの対応するビットが設定されていない場合は要素が 0 に設定されます)。
_mm512_unpacklo_epi32
extern __m512i __cdecl _mm512_unpacklo_epi32(__m512i a, __m512i b);
a と b の各 128 ビット・レーンの下位半分から int32 をアンパックして、インターリーブし、結果を格納します。
_mm512_mask_unpacklo_epi32
extern __m512i __cdecl _mm512_mask_unpacklo_epi32(__m512i src, __mmask16 k, __m512i a, __m512i b);
a と b の各 128 ビット・レーンの下位半分から int32 をアンパックして、インターリーブし、書き込みマスク k を使用して結果を格納します (マスクの対応するビットが設定されていない場合は src の要素がコピーされます)。
_mm512_maskz_unpacklo_epi32
extern __m512i __cdecl _mm512_maskz_unpacklo_epi32(__mmask16 k, __m512i a, __m512i b);
a と b の各 128 ビット・レーンの下位半分から int32 をアンパックして、インターリーブし、ゼロマスク k を使用して結果を格納します (マスクの対応するビットが設定されていない場合は要素が 0 に設定されます)。
_mm512_unpacklo_epi64
extern __m512i __cdecl _mm512_unpacklo_epi64(__m512i a, __m512i b);
a と b の各 128 ビット・レーンの下位半分から int64 をアンパックして、インターリーブし、結果を格納します。
_mm512_mask_unpacklo_epi64
extern __m512i __cdecl _mm512_mask_unpacklo_epi64(__m512i src, __mmask8 k, __m512i a, __m512i b);
a と b の各 128 ビット・レーンの下位半分から int64 をアンパックして、インターリーブし、書き込みマスク k を使用して結果を格納します (マスクの対応するビットが設定されていない場合は src の要素がコピーされます)。
_mm512_maskz_unpacklo_epi64
extern __m512i __cdecl _mm512_maskz_unpacklo_epi64(__mmask8 k, __m512i a, __m512i b);
a と b の各 128 ビット・レーンの下位半分から int64 をアンパックして、インターリーブし、ゼロマスク k を使用して結果を格納します (マスクの対応するビットが設定されていない場合は要素が 0 に設定されます)。