インテル® C++ コンパイラー 18.0 デベロッパー・ガイドおよびリファレンス

fmerge-debug-strings

コンパイラーは、デバッグ情報で使用される文字列をプールします。

構文

Linux*:

-fmerge-debug-strings

-fno-merge-debug-strings

macOS*:

なし

Windows*:

なし

引数

なし

デフォルト

-fmerge-debug-strings

コンパイラーは、デバッグ情報で使用される文字列をプールします。

説明

コンパイラーは、デバッグ情報で使用される文字列をプールします。リンカーは自動的にこのプールを保持します。

このオプションにより、デバッグ情報のサイズは減りますが、コンパイル時間とリンク時間が多少遅くなることがあります。

このオプションは、gcc 4.3 以降を使用している場合のみデフォルトで有効になります。gcc 4.3 以降では、生成されるデバッグテーブルが確実に動作するには binutils 2.17 以降が必要なため、この設定がデフォルトで有効です。

コンパイラーがデバッグ情報で使用される文字列をプールしないようにするには、-fno-merge-debug-strings オプションを指定します。

IDE オプション

なし

代替オプション

なし