インテル® C++ コンパイラー 18.0 デベロッパー・ガイドおよびリファレンス

D

オプション値と関連付けできるマクロ名を定義します。

構文

Linux* および macOS*:

-Dname[=value]

Windows*:

/Dname[=value]

引数

name

マクロの名前。

value

二重引用符で区切られたオプションの整数またはオプションの文字列。例えば、Dname=string

デフォルト

オフ

デフォルトのシンボルまたはマクロのみが定義されます。

説明

オプション値と関連付けできるマクロ名を定義します。このオプションは、#define プリプロセッサー・ディレクティブと同等です。

value が指定されていない場合、name は "1" として定義されます。

注意

Linux* および macOS* システムでは、value を指定しない場合、-DD オプションと競合するため、nameD を使用しないでください。

IDE オプション

Visual Studio*: [Preprocessor (プリプロセッサー)] > [Preprocessor Definitions (プリプロセッサーの定義)]

Eclipse*: [Preprocessor (プリプロセッサー)] > [Preprocessor Definitions (プリプロセッサーの定義)]

Xcode*: [Preprocessor (プリプロセッサー)] > [Preprocessor Definitions (プリプロセッサーの定義)]

代替オプション

なし

SIZE という名前で値が 100 のマクロを定義するには、次のコマンドを入力します。

Windows*:

icl /DSIZE=100 prog1.cpp

Linux*:

icpc -DSIZE=100 prog1.cpp

macOS*:

icpc -DSIZE=100 prog1.cpp

マクロは定義されていても、値が割り当てられていない場合、コンパイラーはマクロの値にデフォルトの 1 を設定します。

関連情報