インテル® C++ コンパイラー 18.0 デベロッパー・ガイドおよびリファレンス
このトピックは、インテル® メニー・インテグレーテッド・コア (インテル® MIC) アーキテクチャーをターゲットとする場合にのみ適用されます。
Windows* 固有のプログラミング機能によっては、実際にオフロードするコードやデータでその機能を使用しない場合であっても、インテル® MIC アーキテクチャー向けのオフロードコンパイルでエラーになることがあります。アプリケーションでこれらの機能を使用するコードを記述する場合は、ターゲットコンパイルから見えないようにコードを構成する必要があります。
以下に、これらの機能の一部を示します。
Windows* 呼び出し規約。次に例を示します。
extern void __cdecl foo(void);
Windows* 構造化例外処理。次に例を示します。
void foo() { __try { 1/0; } __finally { printf("In finally\n"); } }
記憶域クラス属性 dllexport および dllimport。次に例を示します。
__declspec(dllexport) void foo(void);
Windows* 固有のヘッダーファイルまたはライブラリー。次に例を示します。
#include <Windows.h>
また、データサイズやクラスの割り当て順はホストとターゲット間で異なるため、コードがこれらに依存しないようにする必要があります。