_mm256_avg_epu8/16

インテル® C++ コンパイラー 18.0 デベロッパー・ガイドおよびリファレンス

2 つのベクトルの 8 ビットまたは 16 ビットの符号なし整数データ要素の平均を計算します。対応するインテル® AVX2 命令は VPAVGB または VPAVGW です。

構文

extern __m256i _mm256_avg_epu8(__m256i s1, __m256i s2);

extern __m256i _mm256_avg_epu16(__m256i s1, __m256i s2);

`s1`	演算に使用する整数ソースベクトル
`s2`	演算に使用する整数ソースベクトル

ソースベクトル s2 とソースベクトル s1 のパックド符号なし整数の SIMD 平均を計算し、結果をデスティネーション・ベクトルに格納します。1 つ目のベクトルと 2 つ目のベクトルの対応するデータ要素ペアごとに要素を加算し、その結果に 1 を足した値を 1 ビット分右へシフトします。

演算の結果。