インテル® C++ コンパイラー 18.0 デベロッパー・ガイドおよびリファレンス

インテル® MIC アーキテクチャー向けネイティブ・アプリケーションのビルドについて

このトピックは、インテル® メニー・インテグレーテッド・コア (インテル® MIC) アーキテクチャーをターゲットとする場合にのみ適用されます。

CPU 上で実行するバイナリーをビルドすることなく、インテル® MIC アーキテクチャーでネイティブに実行するバイナリーをビルドすることができます。そのためには、コンパイラーの起動時に mmic (Linux*) または Qmic (Windows*) コンパイラー・オプションを指定します。MIC_LIBRARY_PATH 環境変数を使用して、ネイティブバイナリーのビルドに必要なライブラリーの検索パスを追加することができます。

Windows* オプション /Qmic を指定する場合、コマンドラインのほかのオプションは Linux* 形式で指定する必要があります。これは、ほかのオプションはすべてインテル® MIC アーキテクチャーをターゲットとするインテル® 64 アーキテクチャー用のネイティブ・コンパイラー (Windows* によりホストされた Linux* コンパイラー) に直接渡されるためです。

Windows* 上でインテル® Xeon Phi™ x200 製品ファミリー (開発コード名 Knights Landing) 向けのアプリケーションをデバッグする場合は、次のオプションを使用すべきです。

icl /Qmic-avx512 -g

インテル® メニー・インテグレーテッド・コア (インテル® MIC) アーキテクチャー向けのコンパイラー環境とクラス・ライブラリーの設定に関する詳細は、以下のリンクを参照してください。インテル® MIC アーキテクチャー向けネイティブ・アプリケーションのデバッグに関する詳細は、デバッガーのドキュメントを参照してください。

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