インテル® C++ コンパイラー 18.0 デベロッパー・ガイドおよびリファレンス

cilk-serialize、Qcilk-serialize

インテル® Cilk™ Plus コードをシリアル化します。これは古いオプション (非推奨) です。後継オプションはありません。

構文

Linux* および macOS*:

-cilk-serialize

Windows*:

/Qcilk-serialize

引数

なし

デフォルト

オフ

インテル® Cilk™ Plus 言語拡張が認識されます。

説明

このオプションは、インテル® Cilk™ Plus 言語拡張を含むコードをシリアル化します。つまり、コンパイラーは、C/C++ シリアルプログラムであるかのようにプログラムを実行します。

このオプションは、cilk_stub.h ヘッダーファイルのインクルードを強制します。このヘッダーファイルには、インテル® Cilk™ Plus 言語拡張に関連した特定のキーワードを、コンパイラーに非表示にするためのプリプロセッサー・マクロが含まれています。

これらの特殊な言語拡張を含むプログラムのシリアル化については、「インテル® Cilk™ Plus の使用」で説明されています。

インテル® Cilk™ Plus 内の配列表記で生成されるベクトル並列化は、このコンパイラー・オプションの影響は受けません。

IDE オプション

Visual Studio*: [Language (言語)] > [Replace Intel Cilk Plus Keywords With Serial Equivalents (インテル® Cilk™ Plus キーワードをシリアル対応に置き換える)]

Eclipse*: [Language (言語)] > [Replace Intel Cilk Plus Keywords With Serial Equivalents (インテル® Cilk™ Plus キーワードをシリアル対応に置き換える)]

Xcode*: [Language (言語)] > [Serialize Program (プログラムのシリアル化)]

代替オプション

なし

関連情報