インテル® C++ コンパイラー 18.0 デベロッパー・ガイドおよびリファレンス

DWORD 乗算組込み関数

インテル® ストリーミング SIMD 拡張命令 4 (インテル® SSE4) DWORD 乗算組込み関数は、ベクトル化を支援する目的で設計されています。これらの組込み関数は、32 ビット x 32 ビットの乗算を同時に 4 回実行できます。これらの組込み関数のプロトタイプは、smmintrin.h ファイル内にあります。

組込み関数の構文

演算

対応するインテル® SSE4 命令

__m128i _mm_mul_epi32( __m128i a, __m128i b)

2 つの 64 ビット結果を生成するオペランドの下位 2 ペアのパックド 32 ビット乗算

PMULDQ

__m128i _mm_mullo_epi32( __m128i a, __m128i b)

結果の上位半分を切り捨てるパックド整数 32 ビット乗算

PMULLD