インテル® C++ コンパイラー 18.0 デベロッパー・ガイドおよびリファレンス
関数のインライン展開のレベルを指定します。
Linux* および macOS*: | -inline-level=n |
Windows*: | /Obn |
n |
関数のインライン展開のレベル。設定可能な値は、0、1、および 2 です。 |
-inline-level=2 または /Ob2 |
O2 オプションが指定されている場合、またはデフォルトで有効な場合のデフォルトです。Windows* システムでは、O3 オプションが指定されている場合のデフォルトでもあります。 |
-inline-level=0 または /Ob0 |
-O0 オプション (Linux* OS および macOS*) または /Od (Windows*) が指定されている場合のデフォルトです。 |
このオプションは、関数のインライン展開のレベルを指定します。インライン・プロシージャーは、一部のプログラムのランタイム・パフォーマンスを大幅に向上します。
オプション |
説明 |
|---|---|
-inline-level=0 または /Ob0 |
ユーザー定義関数のインライン展開を無効にします。文関数は常にインライン展開されます。 |
-inline-level=1 または /Ob1 |
inline キーワードまたは inline 属性が指定された場合にインライン展開を有効にします。また、C++ 言語に従ってインライン展開を有効にします。 |
-inline-level=2 または /Ob2 |
コンパイラーの判断で、関数のインライン展開を有効にします。 |
Visual Studio*: [Optimization (最適化)] > [Inline Function Expansion (インライン関数の展開)]
Eclipse*: [Optimization (最適化)] > [Inline Function Expansion (インライン関数の展開)]
Xcode*: [Optimization (最適化)] > [Inline Function Expansion (インライン関数の展開)]
なし