インテル® C++ コンパイラー 18.0 デベロッパー・ガイドおよびリファレンス

_mm256_blendv_epi8

マスクベクトルでセットされているビットに応じて、ソースベクトルのワード要素を条件付きでブレンド (混合) します。対応するインテル® AVX2 命令は VPBLENDVB です。

構文

extern __m256i _mm256_blendv_epi8(__m256i s1, __m256i s2, __m256i mask);

引数

s1

演算に使用する整数ソースベクトル

s2

演算に使用する整数ソースベクトル

mask

演算に使用する整数ベクトル

説明

mask ベクトルで定義されているマスクビットに応じて、ソースベクトル s2s1 の 8 ビット (バイト) のバイト要素を条件付きでコピーして、ブレンド (混合) します。マスクビットは、mask の各バイト要素の最上位ビットです。

デスティネーション・ベクトルの各バイト要素は、マスクビットが 1 の場合は s2 の対応するバイト要素から、マスクビットが 0 の場合は s1 の対応するバイト要素からコピーされます。

戻り値

混合操作の結果。