インテル® C++ コンパイラー 18.0 デベロッパー・ガイドおよびリファレンス

svrng_skipahead_engine

Skip-Ahead 法でエンジンの引数を再初期化します。

構文

svrng_engine_t svrng_skipahead_engine( svrng_engine_t orig_engine, long long nskip )

引数

orig_engine

Skip-Ahead 法で再初期化するエンジンへのポインター

nskip

スキップする要素数

説明

ブロック分割 ( "Skip-Ahead" ) 法でエンジンの引数を再初期化します。この関数は、ランダムストリームで指定された要素数をスキップします。この機能は、オリジナルのランダムストリームから異なる計算ノードへ乱数を分配するのに役立ちます。計算ノードで使用される乱数の最大数が nskip の場合、この関数は、各ブロックが各計算ノードに対応するように、オリジナルのランダムシーケンスをオーバーラップしないサイズ nskip のブロックに分割します。計算ノードの数は無制限です。

ステータスフラグ

名前

説明

SVRNG_STATUS_ERROR_NON_SUPPORTED

メモリー割り当てに失敗

SVRNG_STATUS_ERROR_BAD_ENGINE

不正なエンジン (NULL ポインター)

SVRNG_STATUS_ERROR_BAD_PARAM2

不正な引数: nskip

戻り値

同じ入力エンジンへのポインターまたは NULL (エラーの場合)。