インテル® C++ コンパイラー 18.0 デベロッパー・ガイドおよびリファレンス
正弦と余弦を計算します。float64 値からなる 128 ビット/256 ビットのベクトル引数を使用するベクトル用の sincos(x, &sin_x, &cos_x) 関数です。
extern __m128d _mm_sincos_pd(__m128d *p_cos, __m128d v1); |
extern __m256d _mm256_sincos_pd(__m256d *p_cos, __m256d v1); |
*p_cos |
余弦の計算結果のベクトルへのポインター (16 バイトでアライメントされているか、__m128d* として宣言されていなければなりません) |
v1 |
float64 値のベクトル |
ベクトル v1 の要素の正弦と余弦を計算します。
結果ベクトルに、余弦と正弦の両方を格納することはできません。このため、余弦は p_cos によって指定された場所に格納され、正弦のみ 128 ビットの結果ベクトルに格納され、返されます。
正弦の計算結果が格納された 128 ビット/256 ビットのベクトル。
svml ライブラリーの多くのルーチンは、互換マイクロプロセッサーよりもインテル製マイクロプロセッサーでより高度に最適化されます。