インテル® C++ コンパイラー 18.0 デベロッパー・ガイドおよびリファレンス

Gs

スタック・チェック・ルーチンの呼び出しのしきい値を制御します。

構文

Linux* および macOS*:

なし

Windows*:

/Gs[n]

引数

n

ローカル変数とコンパイラー一時変数が使用可能なバイト数。この値を超えるとスタックチェックが有効になります。これをしきい値と呼びます。

デフォルト

/Gs

4KB (4096 バイト) を超えるスタック領域を必要とするルーチンに対しスタックチェックを行います。n を指定しない場合のデフォルトです。

説明

このオプションは、スタック・チェック・ルーチンの呼び出しのしきい値を制御します。ルーチンのローカルスタックの割り当てがしきい値 (n) を超える場合、コンパイラーはルーチンのプロローグに __chkstk() 呼び出しを挿入します。

IDE オプション

なし

代替オプション

なし